【重要】モチベーションの意味と使い方をマスターすると・・・

ひらめき
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どうも、MERISE編集長のJUNこと小林です。

あなたは「モチベーションという言葉の意味」を説明することができますか?

言葉の理解がズレていると、「モチベーションを上げたい」と思っても上げることも維持することもできませんが、言葉の意味が分かるとモチベーションを上げるのは意外とカンタンです。

時間がない人のための記事要約コーナー!

モチベーションの意味は大きく分けて2つの意味があります。

  • 広い意味で「やるき・意欲・動機づけ」
    (↑一般的に使われる意味)
  • 狭い意味で「動機づけ」

この2つです。

そして、動機付けには2種類あります。

  • 内的動機づけ
    (別名:動因・内的モチベーション)
  • 外的動機づけ
    (別名:誘因・外的モチベーション)

モチベーションを維持して行動しつづけるためのポイントはいかに【内的動機づけができるかどうか?】にかかっています。

では、詳しい話は続きをどうぞ

 

モチベーションの意味とは?

一般的に「モチベーション」という言葉は、“広い意味”で「やる気・動機付け」という使われ方をします。

モチベーション(motivation)とは

  1.  動機を与えること。動機づけ。
  2.  物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。

「モチベーションが上がらない」「高いモチベーションを維持する」

引用:コトバンク

例えるなら
  • 行動に必要な“肉体的”エネルギーが「水・食べ物」
  • 行動に必要な“心理的”エネルギーが「モチベーション」

という風に理解してもらえるとわかりやすいと思います。

ひとまず「モチベーションを上げる」=「やる気を上げる」って意味で捉えてもらえればOK。

 

しかし、注意しないといけないのは、モチベーション(motivation)という言葉は本質的には「動機付け・動機」という意味で、「やる気」や「意欲」とは意味が少し違います。

人によって使い方がゴチャ混ぜになっているので、混乱しますよね。

よく「モチベーションを上げる」って言い方をしますが、日本語に直すと「動機付けを上げる」となるので、意味わからんって感じになります(苦笑)

その辺りも踏まえた上で、一言でいうと、モチベーション(motivation)の意味は「目標を達成するまでに必要とする心のエネルギーの総称」のことです。

 

モチベーションの意味と使い方|例文

モチベーションという言葉の意味と使われ方は、大きく分けると以下の2つです。

  1. やる気・意欲・動機付け(広い意味)
  2. 動機付け(狭い意味)

「モチベーション上がるわぁ」とか「モチベーションないなー」など色々な使われ方をするので、混乱するかもしれないですが、普段の会話で使われている意味は、「動機付け」というよりは「やる気・意欲」の方です。

でも、モチベーション(motivation)という英語の日本語訳は「動機付け」…。

そりゃ混乱しますわ(苦笑)

本来は大きく、「広い意味」と「狭い意味」の2つに分かれます。

 

モチベーションが「上がる・向上・下がる・低下」|やる気・意欲を高める系の意味

モチベーションという言葉の意味は「広い意味」で使われることがほとんどです。

一般的には「モチベーション上がるぜ!」とか「モチベ下がるわぁ」という使い方をする人が多いですよね。

日常会話では、ほぼ100%の確率で「モチベーション(motivation)=やる気」という意味で使われています。

たとえば、

「ダイエットしてるんだけど、1ヶ月で500グラムしか減ってなかったわ。あんなに頑張ったのに…。マジでモチベーション下がる(涙)」

 

というような使われ方ですね。

仮に、「お前モチベーションってのはな、やる気って意味じゃなくて、動機付けって意味だから、その使い方おかしいぞ?」なんて言おうものなら、超高確率で「え?なにその訂正…キモいから(苦笑)」となり、友人に一線ひかれるのでご注意ください。

ほとんどの場合、モチベーション(motivation)はやる気・意欲という意味で使われます。

 

モチベーションを「維持・保つ・管理する」|動機・動機づけ系の意味

モチベーションという言葉をもっと狭く考えると「動機付け」という意味になります。

モチベーションって言葉はそもそも英語です。

motivation(名詞)を日本語に訳すと「動機付け」になります。

たとえば、

「今ダイエットしてるんだけど、つい運動サボっちゃったりするんだよねー。やっぱランニングってめんどくさいわ。ダイエットのモチベーションを維持するのって大変だよね」

 

というような使われ方をしますね。

99%の人は深く考えて使っていないと思いますが(笑)モチベーションという言葉の後に「維持・保つ・管理する」という言葉が付く場合は「動機・動機付け」という意味で使われている場合が多いです。

 

日本で初めてモチベーションという言葉を使ったのは小室哲哉?

「モチベーション」という言葉は1995年3月8日に発売された、TRFの10枚目のシングル曲「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」の歌詞で使われていました。

TRFの生みの親である小室さんがTRFのデビュー20周年ツアーの最終公演にかけつけた時に言った一言。

「日本で初めてモチベーションという言葉を使ったのがTRF。その言葉を持って、20年間歌い続けてくれた。感謝します。」

 

だったそうです。

作詞・作曲ともに小室哲哉さんなので、「日本で初めてモチベーションという言葉を使ったのは小室哲哉さん」になるのかも知れませんね。

この曲は100万枚を越すミリオンセラーだったので、社会的影響が強かったんでしょう。

歌詞の中では、「人生のモチベーション」という使われ方をしているので意味としてはキチンと本来の「動機付け」という意味になっていると思います。

まあ、正確には「生きる意味」とかなんでしょうけど、「やる気」と「動機付け」どっちか近いかと言われたら「動機付け」の方ですね。

 

内発的動機づけと外発的動機づけの違いとは?

さて、この章以降はモチベーションは「やる気・意欲」ではなく「動機付け」という狭い意味で使っていきますね。

モチベーション(動機づけ)には以下の2つがあります。

  1. 内発的動機づけ
    好奇心や興味など、自分自身の内側からなる動機づけ

  2. 外発的動機づけ
    お金やモノなど、外側からの刺激からなる動機づけ

 

2つの動機づけを比較してみましょう。

 

内発的動機づけ=「好きだからやる」

一言でいうと、内発的動機づけとは「好きだから行動している」という状態のことをいいます。

特徴は以下の3つです。

  1. 前提として、内発的動機づけは心の底からくる好奇心や興味が必要
  2. 外発的と比べると、やり方(動機づけの方法)が不明確
  3. 効果は長期的

 

自分の内側から溢れてくる好奇心が行動のエネルギーになるので、効果は長期的です。

「じゃあ、その方がモチベーション維持できるじゃん!そうなりたい!」と思うかもしれませんが、内発的動機づけはちょっと難易度高めです。

たとえば、子供のころは時間を忘れてテレビゲームをプレイしていたと思います。それがわかりやすく内的動機づけがされている状態です。

これをダイエットや仕事のモチベーションに応用すると・・・となると一筋縄ではいかないのはカンタンに想像できませんか?

「あんなに夢中になれないよ」

「それができたら苦労しないぜ…」って感じですよね(苦笑)

「どうやったら、内的動機づけで行動できるのか?」は本人にしか分からないので、やり方が不明確なんです。

ただ、1度ハマったら最後。

エンジンがフルスロットルになって、行動に対するモチベーションは一切不要になるという絶大なパワーがあります。

世界中の人が内的動機づけで仕事をしたら、超幸せな世界になると思います(笑)

ちなみに、内発的動機づけは「内的モチベーション」や「動因(ドライブ)」と言い換えられたりする場合もあります。

 

外発的動機づけ=「お金をもらえるからやる」

一言でいうと、外発的動機づけとは「報酬(お金・モノ)をもらえるから行動している」という状態のことを言います。

特徴は以下の3つです。

  1. 前提として、内発的動機(好奇心・興味)がなくても行動の動機付けが外側からできる
  2. 内発的と比べると、やり方は明確(報酬or罰を与える)
  3. 効果は短期的

 

外側からのエネルギーで動機付けされるので、パワーはありますが、モチベーションを維持するという点でいうと効果は短いです。

「高い給料もらえるんだったら、頑張れるわい!」と思う人も多いはず。

外側からの動機づけはかなりパワフルです。

たとえば、

  • 「会社で給料をもらえるからがんばる!」というのも外的動機づけ
  • 「法律を守らなかったら罰金払ってもらいますよ!」というのも外的動機づけ

になります。

行動の動機は

  • 金(カネ)
  • 罰(バツ)

です。

外からの刺激によって動機づけられます。

「自分の好きなことを仕事にしたい」という人も多いと思います。全人類が内的動機づけで仕事をしていたら、こんなに幸せな世界はないと思うのですが、なかなかそうはいかないのが現実。

世の中、色んな人がいますからね。

外的動機づけがないと社会は破綻するでしょうね。

会社にこなくなる人が続出する予感大ですわ(苦笑)

多くの人を安全に制御するのにもってこいなのは、外的動機づけです。

ただ個人レベルでみるとストレスがかかるので、あなたにはできるだけ内的動機づけで行動できるようになることをオススメします。

ちなみに、外的動機づけは「外的モチベーション」や「誘因(インセンティブ)」と言い換えられたりもします。

 

※「最初は楽しかったのに、最近、仕事がつまらない…。」という人はピュアだった内的モチベが邪悪な外的モチベに侵食されているからかもしれません。

「気づかないうちに内的モチベが外的モチベに入れ替わってやる気が下がってしまった」という人はたくさんいます。

【関連】モチベーション維持を細胞レベルで!【維持→不要】にする9つのコツ 

 

モチベーションとテンションの違いとは?

モチベーションとテンションの違いは「持続力」です。

  • モチベーションは継続的
  • テンションは一時的

 

という理解でOKです。

友人と飲んでいるときはテンションが上がりますよね。でも、深夜まで飲んで、最終的に明け方になってくるとさすがにテンションも下がってきます。

テンションは上がりやすく、下がりやすいんです。

一晩で変わってしまうぐらいですからね。

しかし、狭い意味でのモチベーション(動機付け)は一晩で上がったり下がったりしませんし、そもそも上がる下がるで定義されるもんでもないってこと。

これがモチベーションとテンションの差です。

例えるなら、テンションは火、モチベーションは薪(まき)のようなものですね。

 

「殺人事件」で例えてみると・・・わかりやすっ!

よく刑事ドラマでも「動機」という言葉が使われますよね。

そうそう。

「犯行の動機」です。

犯人は動機があって(殺すにいたるまでのモチベーションがあって)人を殺しますが、テンションで人を殺したりしません。

どの犯人も「他人には言えない、自分の内からマグマのようにふつふつと出てくる怒りや憎しみの動機があったから殺人にいたった」・・・という設定が多いし、現実もおそらくそうです。

呪われた「内発的動機づけ」で殺人が起こるってことですね。

「カッとなってついヤッてしまいました…。」という犯人もいますが、あれはテンションじゃなくて“出来心”です。

出来心

計画的でなく、その場で急に起こったよくない考え

例:「出来心でした盗み」

引用:goo辞典

「テンション上がって殺しちゃったよー!」なんて人を想像するだけでメチャクチャ恐ろしいですが、それはテンションで犯行に及んだのではなく、精神的な病だと思います(苦笑)

つまり、モチベーション(動機付け)は犯人の一方的な都合で、人を計画的に殺そうと思えるほどの持続力を持っている。

一方で、テンションは一晩で消えるほど、一時的だということですね。

もっとシンプルに違いを言うと、

  • モチベは「理由」
  • テンションは「感情」

なので、そもそもの性質が違います。

 

モチベとテンションの賢い使いわけ方

とはいえ、テンションも一時的に気分を上げてくれるので、ダイエットや勉強に取り掛かる前に、「よっしゃ!やるぞ!」となにか自分に気合が入ることをするが良いと思います。

例えば、テンションが上がる曲を聞くとか、テンションが上がる動画を見るとか、テンションが上がりそうなことを妄想するのもいいでしょう。

行動のファーストステップが一番めんどくさくて大変な場合が多いので、テンションで最初を乗り切って、モチベーションで持続的に行動するというのが賢い使い分けだと思います^^

どうしてもテンションが上がらない場合の最後の切り札は、正直「5分だけ作戦」しかないと思います…。

【関連】世界一カンタンなモチベーションアップ法!5分だけ作戦とは?

 

モチベーションの意味と使い方をもっと深掘り

もうちょっとモチベーションの意味や使い方について深掘りしてみます。

一般論はもちろん大事ですし、正解の場合が多い。

しかし、一般論はたくさんの人の意見の平均でもあるので、モチベーションの意味がしっくり来ていない人もいるはずです。

 

「やる気・意欲」と「動機付け」の意味の違い

モチベーションを上げて、結果を得るためのポイントは「やる気・意欲」と「動機付け」を分けて考えてバランスを取ることです。

しかし、多くの場合「やる気・意欲」と「動機付け」という言葉が同じ意味で使われてしまっています。

  • 「やる気・意欲」=気持ち
  • 「動機付け」=行動する理由

なので、本当は意味が違うはずです。

たとえば、ダイエットでいうと、「やせたいけど、中々モチベが上がらなくて痩せれない」って人は多いですよね。

これは、痩せたいという意欲はあるけど、痩せる動機がない場合に起こります。

意欲【強】:動機【弱】=やせたいけど、やせれない

「痩せたいという意欲は強いけど、やせる動機が弱い」という状態ですね。

 

じゃあ、もう一つ例えを。

仕事でいうと、「会社行きたくねーなー!でも行かないとメシ食っていけないしな…。しょうがねー。行くか」って人も多いですよね。

これは仕事をしたいという意欲はないけど、仕事をしないといけないという動機が強い場合に起こります。

意欲【弱】:動機【強】=仕事したくないけど、仕事行く

「仕事をする意欲は弱いけど、仕事に行く動機はメチャクチャ強い」という状態です。

2つの例をまとめると、

意欲【強】:動機【弱】=やせたいけど、やせられない=結果が出ない

意欲【弱】:動機【強】=仕事したくないけど、仕事行く=結果は出るが、ストレスがかかる

ということになります。

 

つまり、結果を出したいなら、やる気や意欲を高めるよりも【動機を強めること】が大事いうことです。

 

が、しかし!

 

ストレスはできるだけ、感じたくないですよね。

 

モチベーションを上げることにストレスを感じたくないなら・・・

モチベーションを維持する最大のポイントは【自分の成長】を報酬として受け取れるかどうか?です。

外的動機づけの報酬は「お金やモノ」でしたが、内的動機づけにも報酬があります。

それが「自分の成長」です。

なるべくストレスフリーでモチベーション維持自体を忘れるぐらい行動を継続するためには、内的動機づけをし、成長を感じることができれば、それが最強のモチベート方法になります。

 

内的動機づけ自体にものすごいパワーがあることは、さっき「犯行の動機」をたとえに出した話で理解してもらえたと思います。

それに加えて、【成長】が報酬として最強なのは、【喜びの上限がなく、無限の自由度があるから】です。

どんなことでも、人として成長するプロセスはあるはずです。

たとえば、給料が上がった時に「もっと給料を上げるために頑張ろう!」と思うのは外的動機づけになりますが、「もっとお客さんに喜んでもらえるような提案をしよう!」と思うことは内的動機づけになります。

作業ベースでやることは恐らく似てくると思いますが、動機が違うだけで、モチベーションの持続力はメチャクチャ×100変わってきます。

 

【まとめ】モチベーションの意味と使い方

モチベーションを維持するには、結果思考ではなく、プロセス(自分の成長)思考になることが大事です。

モチベーションの意味と使い方をキチンと把握することで、行動力もアップしてきます。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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