デキる人は知っている!目的と目標の7つの違い

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どうも、MERISE編集長のJUNこと小林です。

いきなりですが、「目的と目標の違いってなんですか?」って聞かれたら、即答できますか?

・・・目的と目標がゴッチャになっていると、「何を目指してどうやって行動したらいいのか」が分からないので行動力もモチベーションも上がりません。

逆に言えば、目的と目標の違いがわかると「あー、いままでなんてストレスを抱えながら目標達成しようとしていたんだ」「そりゃモチベーションが上がらないのは、トーゼンだわ…」と気付くことができるでしょう。

この記事を読んでいただければ、いままでフワフワしていた「目的と目標の違い」がハッキリ分かるはずです。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

 

目的は行き先・目標は過程

「目的は行き先」で「目標はその過程」です。

例えば、ハワイ旅行に行くとしたら、目的は「ハワイに行くこと」で目標は「成田空港に行くこと」や「成田エクスプレスの乗ること」などになります。

細かく分けると目標はもっとたくさんありますが、『目標とは目的達成までの過程すべて』だと思ってもらってOKです。

なので、「パスポートを取ること」や「飛行機を予約すること」も目標になりますね。

 

目的は1つ・目標は複数

つまり、目的は1つで、目標は複数になります。

目標をどれぐらい分割するかにもよりますが、目標は目的達成までの過程なのでたくさんあります。

「目標」という言葉には「標(しるべ)」という文字が含まれているように、目標=『目に見える標(しるべ)』という意味で捉えてください。

たとえば、あなたは毎月スマホ代金を払っていますよね?

  • 毎月のスマホ代金を支払うこと=目標
  • スマホの本体代金の総額を支払うこと=目的

↑こう考えると分かりやすいと思います。

 

目的は抽象的・目標は具体的

目的は抽象的になることが多いですが、目標はいつも具体的です。

今話したスマホの例でいうと、目的は「スマホの本体代金の総額を支払うこと」。

・・・「え?でも、それってわりと具体的じゃね?」と思うかもしれませんが、ポイントは「目標よりも目的の方が常に抽象的」というところです。

扱う範囲によって抽象度は変わります。

分かりやすく説明すると、例えば、「女性にモテたい!」と思うことは「目的」です。

「そのためには見た目を整えないといけない!服を買いに行こう!」←これが「目標」です。

さっきの図でいうと↓こうなります。

「女性にモテる」ってかなり抽象的な表現ですよね。

「モテるってどういう状態ですか?」と聞かれても「コレ!」って言える1つの状態がイメージできないじゃないですか。

すぐに“何か1つ”を具体的にイメージできないのは、フワフワしていて抽象的だからです。

逆にいうと、「服を買いに行く」っていうのは、すぐにイメージできますよね。

なので、多くの場合、「目的は抽象的であり、目標は具体的である」ということが言えます。

 

目的は『見たい』もの・目標は『見える』もの

目的は今の自分からは遠いところにある…「でも、手に入れたい!」と思うってことは、目的は「見たいもの」と言えます。

一方、目標は具体的なので、目に「見えるもの」です。

さっきの例でいうと、「女性にモテたい!」という目的は「見たい現実」ですよね。

「金メダルを取りたい!」と同じです。

あなたが今達成したいと思っている目的は「見たい現実であり、欲しい現実」だと思います。

「欲しい!」って思わないと、目標に向かって行動する意味わからないですもんね(苦笑)

モチベーションの上げ方と維持とコツはこの1記事で完ぺき!という記事で具体的に話しましたが、人間の生きる究極の目的は「欲を満たすこと」です。

「スマホの本体代金を払うこと」レベルの目的なら抽象的ではないので、「何をしたら目的が達成できるのか?」は小学3年生でも理解できます。

分割した分の料金を終わるまで払い続ければいいわけですから。

でも、往々にして目的は壮大になる傾向があります。

  • 野望
  • 生きる意味

目的っていうのはこういう要素を含んでいます。

だから、「見たいもの」と言えますね。

一方、目標は具体的で現実的なものです。

「今日、腹筋を30回やる」とか「明日までに仕事で頼まれていた資料を作り終える」とか…あまり「見たい」と思えないけど「見える(見えてしまう)」感じだと思います(苦笑)

でも、「見えるからこそ」目標は達成できるんですけどね。

なぜなら・・・目的は定性的で目標は定量的だからです。

 

目的は定性的・目標は定量的

目標達成とは?目標達成率を限りなく100%にするために考えるべき全てのことという記事でも話していますが、目的は定性的で、目標は定量的であることが大切です。

超カンタンにいうと、定性的というのは「数字で表せない性質的な状態」で定量的というのは「数字で図れる状態」のことです。

・・・超カンタンにいうつもりが微妙に難しくなってしまいました(苦笑)

たとえば、性格とか感情とか欲望とか…そういうものは定性的です。

一方、データとか論理とか科学とか…そういうものは定量的です。

雰囲気は伝わったでしょうか?

ポイントは目的は計測できなくてもOKで、目標は計測できる状態がベターだということです。

目的は抽象的になりがちなので、計測できません。

目的と目標の違いが分かっていないと、目的を計測しようとしてしまって混乱します。

そして、行動できなくなります。

計測できるのは、標(しるべ)である目標だけですし、目標は計測できる状態にしておかないと達成が難しくなります。

計測できない状態っていうのは、上の図でいうと、目標が線になっている時ですね。

どういう状態になったら「達成」と言えるのか、がハッキリ分かっていない目標は達成できないです。

角度を変えて表現するならば、「自分でもいつ達成したか分からないので、達成感がない」とも言えます。

 

 

目標は諦めても、目的は諦めない

「いつも三日坊主で目標が達成できない…」「負け癖が付いている…」という人は少なくないと思います。

「目標が達成できないから、目的も達成できない」と思いがちですが、目標は諦めても、目的は諦めなくてもいいんです。

例えば、「お金を稼ぎたい!」と思って副業を始めたとしましょうか。

方法はなんでもいいのですが、自分で設定した作業目標を達成できなかった…「オレってダメだな」って思う…けどそこで一旦ストップです。

目的忘れていませんか?

「お金を稼ぐこと」ですよね?

だったら、他の目標を立てて目的達成はできませんか?

もしかしたら、今のやり方があなたに合っていないだけかもしれません。

それで目的達成を諦めてしまうのはもったいないですよね。

目標は複数あるって話をしました。

つまり、目標は自分ができるレベルにハードルを下げることもできるんです。

やれるレベルに下げて目標を達成していけば全く問題ありません。

 

目標は目的の先にある

さっき↑図でも説明した通りですが、目標を達成していった先に目的達成があります。

個人的に1番ヤバイと思うのは『目的の目標化』です。

何も見つけずに帰ってくる自分探しの旅とかは『目的の目標化』の最たる例だと思います。

目的は目に見えないことが多いので、探し始めるとドツボにハマって迷子になることがあるので注意が必要ですよ。

目的は目標の先にあるので、目標を1つ1つ達成する過程でボンヤリしていた目的がハッキリ見えてくることもたくさんあります。

つまり、めんどくさくて「こんな小さな目標を達成しても目的には全く近づかないよ…」と思える目標に取り組み続けることが1番価値が高いってことです。

「めんどくさい」って思うってことは他の人もめんどくさいって思うはずです。

つまり、ライバルに差をつける絶好のチャンスです(笑)

 

デキる人は知っている!目的と目標の7つの違い|まとめ

  1. 目的は行き先・目標は過程
  2. 目的は1つ・目標は複数
  3. 目的は抽象的・目標は具体的
  4. 目的は『見たい』もの・目標は『見える』もの
  5. 目的は定性的・目標は定量的
  6. 目標は諦めても、目的は諦めない
  7. 目標は目的の先にある

 

目的と目標の違いを理解することで目標達成がラクになるはずです。

もっと目標を達成する力をアップさせたい場合は【NEWS!】モチベや根性を必要としない驚異の目標達成術を参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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