どうも、MERISE編集部のTOMOこと雪田です。
この記事では『恐怖』という感情をむしろ自分の味方にしてしまおうじゃないかというお話をしていきます。
誰にでも恐怖という感情はあると思います。
- 新しい事にチャレンジする時の恐怖
- 知らない人に話しかける時の恐怖
- 人前で話す時の恐怖 etc…
人が恐怖を感じるシチュエーションは様々ですが、その恐怖心を上手く利用してそれを力に変えることができたとしたら?
苦手なことや新しいことにも積極的にチャレンジ出来る様になるので問題解決能力も自然とアップします。
- 失敗を恐れることなく積極的にチャレンジしていきたい
- もっと活力溢れる毎日にしたい
今回は超簡単に自分のメンタルを強化する方法です。
恐怖心をあえて感じるステップ
ホラー映画を観たことがあると思います。
かなりハラハラドキドキさせられますよね。
っで結論からいいますが、
あなたにはホラー映画を自ら望んで観てほしいんです。
そうですね、
- 「IT/イット”それ”が見えたら、終わり。」
- 「エクソシスト」
- 「悪魔のいけにえ」
- 「エルム街の悪夢」
- 「オーメン」
↑これらを自ら望んで観てください。
(これらはかなり怖いので苦手な方はまず自分のレベルにあったホラー映画で大丈夫です)
『自ら望んで観る』ってところがかなり重要になってきます。
罰ゲームや無理やり誘われて嫌々観るんじゃダメってことです。
それからジェットコースターやお化け屋敷などもいいですね。
ちなみに僕はお化け屋敷が苦手なので進んで入ろうなどと思わないんですけど、今回の話を知った時は「ちょ、ちょっと次入ってみるか・・・」って思えてしまうそんな内容です。
人間は”恐怖は避けるべきモノ”だと本能さんが教えてくれます。
しかし、ホラー映画や絶叫マシンの恐怖を積極的に感じたいという人がたくさんいるのも事実です。
この自ら望んで恐怖体験することを『自発的ネガティブ体験』というんですが、これはメンタルにも良くしかもメンタル強化にも貢献してくれるって話なんですね。
ホラー映画を観たり絶叫マシンに乗るだけで苦手な事や新しい事にチャレンジ出来るようになって尚且つ問題解決能力もアップしちゃいます。
恐怖心を味方にするステップ
そんなこと言われたところで僕だったらまだお化け屋敷に入ろうなどと思えません。
それで「ちょ、ちょっと次お化け屋敷に入ってみるか・・・」って思えた研究があるので紹介します。
ピッツバーグ大学の研究で、
- 恐怖感とは良いものなのか?悪いものなのか?
- 恐怖感を使って人生をより良い方向に向けられないか?
人が恐怖に向かっていく習性があるということは確かなんだから、その恐怖心にメリットがあるのではないのかということを調べた研究です。
262人の男女でBESEMENTというお化け屋敷のチケットを買った人(もともとホラーが好きな人)だけを対象にした実験で、参加者たちのメンタルの状態をEEGという脳波計でチェックしながらお化け屋敷を体験してもらい、体験前と体験後の脳波スキャンとメンタルチェックを行なって恐怖心が人間の脳にどのような影響を与えるのかということを調べたものです。
望んで体験をした人に関しては、恐怖を感じた事によって全員のメンタルが改善してやる気が活力に繋がっていました。さらに脳波の状態から神経の反応は緩やかになりリラックスできているということもわかっています。
ここでいえるのは、恐怖とは自ら望んで体験することによって、
- 気分が良くなる
- 活力が上がって行動力がアップする
- リラックス効果がある
ということなんですね。
さらにストレスにも強くなるという効果も確認されています。
僕らはお化け屋敷に入ったり絶叫マシンに乗ったところで死には至らないとわかっています。ホラー映画を観た人が呪われて亡くなってしまった・・・みたいなことも僕の周りで聞いたことはありません。
しかし、安全だと分かっていても生物として恐怖は感じるわけです。
このような自発的ネガティブ体験を繰り返すことによってストレスへの耐性ができるんです。
筋トレで例えるならホラー映画や絶叫マシンはトレーニングマシンと同じ役割を担ってくれるんですね。
恐怖に免疫をつけることによってメンタル強化にも繋がりそれが日常生活にも生きてきます。
恐怖心を日常生活に落とし込むステップ
人生を左右してしまうような恐怖体験は色々あると思います。
- 新しい事にチャレンジする時の恐怖
- 知らない人に話しかける時の恐怖
- 人前で話す時の恐怖 etc…
チャレンジしたけど失敗してしまったなど、怖い体験をすることによって人生が変わってしまう人がいますが、この恐怖体験が良い方向にいくのか悪い方向にいくのかを左右するのは、それを自分で選んだかどうかということだけです。
どうせ怖い体験や恥ずかしい体験をしたり、新しいチャレンジをしていかなければいけないのであれば自ら飛び込むべきだということです。
普段からちょっと怖いとか不安に思うことがあっても、それを自分で選択し小さく体験していくことがとても大事です。
その不安や恐怖から逃げると、人生の質が下がってしまったりモチベーションが落ちたり幸福度も下がってしまいます。
そういう意味では恐怖を味わうこともとても大事だということです。
この恐怖というものが平凡な生活に刺激を与えてくれるから、メンタルの状態がよくなったりやる気や行動力に繋がります。
例えば、夏の暑い時にクーラーの効いた部屋の中に入ったら気持ちいいと思います。これも外の暑さを感じていなければ味わうことができない感覚です。ずっと部屋に引きこもっていては夏の暑い外に出たとき不快感を覚えるだけです。
これと同じように、恐怖に立ち向かったり恐怖に耐えた経験があるからこそ、日常生活のリラックス感や有り難みを感じることができるようになるんですね。
まとめ
今回は恐怖心を味方にする超簡単な方法を話してきました。
- ホラー映画を見る
- お化け屋敷に入る
- 絶叫マシンに乗る
これらを自分で望んで体験すること(自発的ネガティブ体験)がとても重要です。
自分で選んだ恐怖感というのは、恐怖ではあるけれど安全だということを自分の頭でも理解してるのでこれを繰り返すことがメンタルを強くするのにも効果的ということ。
まさしく筋トレと同じでメンタルも強固なものになるというイメージです。
超簡単な方法なので、自分はチャレンジや苦手なことから逃げがちだなって思うなら、まずは恐怖という感情に慣れるところから始めてみてはいかがでしょうか?
それではこの話はこれで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。