【注意】思考停止している人の3つの特徴と抜け出す方法

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どうも、MERISE編集部のTOMOこと雪田です。

この記事では、思考停止している人の特徴とそこから抜け出す方法を書きました。

そもそも多くの人は自分が思考停止していることに気づいてなかったりします。

例えば、職場のこわ〜い上司から

「お前もっとよく考えて仕事しろよ!」
「お前は考えが浅い!」

本人は自分なりに頑張っていたのだとしても、周りからは「なんとかならないものか」とイライラさせてしまっているかもしれません。

この記事では、

  • 思考停止している人の3つの特徴
  • 思考停止から抜け出す方法
  • 思考力を鍛えるおすすめの本

についてお話ししてします。

サクッと読んでいただくために特徴を3つに絞りました。

「自分は思考停止してないかな?」

こんな視点でこの記事を読み進めてもらえればと思います。

そして思考停止から抜け出す方法は、あなたの仕事、人生の生産性を劇的にあげるものになるでしょう。

思考停止とは?

【思考停止】
読み方:しこうていし

自分自身で物事について考え、判断することをやめてしまうことを意味する語。多くは批判的に用いられる語である。思考停止が起こる理由としては、何らかの要因により、権威や規範などに盲目的に従ってしまうことなどが挙げられる。

出典:辞典・百科事典の検索サービス – Weblio辞書

つまり、自分の頭を使って考えることをやめてしまっている状態と言えますね。

例えば、

「仕事で言われたことしかしない」
「指示されなかったら何もしない」

こんな状態でしょうか。

これは脳の機能が物理的にストップしているわけではなく、機能はあるけど使ってない状態ですね。

これからその特徴を紹介していきます。

思考停止している人の特徴3選

これから思考停止している人の特徴を3つ紹介します。

自分で決断できない(=行動できない)

例えば、副業でビジネスしたい人がいたとして、

「ビジネスの勉強は独学ですべきですか?」
「ビジネススクールに受講したほうがいいですか?」
「エンジニア就職したほうがいいですかね?」

みたいなことなんですけど、こういうのって自分で選ぶことじゃないですか。

それぞれのメリット、デメリットとかってあると思うので、それを自分で調べるなりして「メリットとデメリットがこれだから、だったら自分はこの道選ぼうかな」と。

自分の人生の自己決定・意思決定ができない人が思考停止している人の特徴です。

この部分って他人に依存しちゃダメな部分なんですね。

他人に依存したらどうなるかっていうと、誰かに相談して「そっちのほうがいいですよ」というふうに言われないと行動できないんです。

そうなってくると行動力がめちゃくちゃ落ちます。

自分で勝手に決めて、自分で勝手にはじめて、自分で勝手に辞める。

このように全て自己完結で決めていくと、思考停止したような質問はかなり減らせます。

別に質問することが悪いと言うわけではなく、自分の頭で考えてから疑問に思ったことを聞けるようになると自然と質問力も上がります。

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なので、自分の人生の意思決定は自分でやること。

その思考というのは他人に依存してはいけないということをぜひ覚えておいてください。

なにがわからないのか、わかっていない

そもそも「なにがわからないのか、わからない」という状態がなぜ起こるのかというと、

  • 知識がそもそも足りない
  • 全体が見えていない
  • 質門の仕方がよくわからない

この3つがあると思っています。

例を出すと、特に新入社員は業務に対して知識がないので仕事全体が見えない状況で仕事をするケースって多いと思うんですね。

そんな状況で「〇〇についてはわかったけど、△△についてよくわからない」と明確に質問できる人は少ないはずです。

また、何か質問できたとしても全体を見通した質問ではなく、局所的な質問が多くなってしまいます。

最初はそれでいいと思いますが、ここで思考停止している人の特徴としては”ある程度調べれば解決できる問題”に対してもそれをやらないこと。

例えば、「ブログの作り方」とかでネットで調べると色々な情報が出てきますよね。

思考停止している人っていうのは、その情報の通りにただ手を動かしているだけなんですね。

その情報っていうのは「ブログを発信する」ってなったとき、ブログのシステムとか仕組みってあるわけなんですけど、そういう仕組みとかシステムというのを一切理解せずにただ言われた説明書き通りにしかできていない人。

そこで手順が1つでも狂ってしまうとその時点でわからなくなってしまいます。

これも思考停止の典型例だったりするので注意した方がいいです。

調べて分からないことを、すぐ他人に聞く

これは人に聞くことが悪いということではなくて、諦めるのが早いのがダメってことです。

例えば、副業のための勉強をしている。

普段は会社員で会社の業務も結構忙しく、やっと家に帰ってきて副業のための時間が用意できた、と。

ただ、副業のための時間が30分ほどしか余ってないってなったときに、その30分でなんとかいいとこまで作業したいってなりますよね。

ここでわからないことが出てきたときに「時間が惜しいし、誰かに聞いた方が早いな」ってなって、自分で解決しようとしなかったり。

とりあえず誰かに聞きまくって時間短縮みたいな、結構こういう行動しちゃう人多いのかなって思うんですね。

これは絶対にやった方がいいことなんですけど、何か分からないことがあったら少なくとも1時間ぐらい自分でググったりして調べた方が良いです。

僕の場合は「さて、ブログ書くぞ!」って意気込むんですが、よくフリーズしてました。

全然文章が書けないんですよ、困ったことに。

そこでどうしたのかというと、ひたすら検索しました。

文字が書けるようになるまで何時間もググってました。

その結果どうなったかというと、「さて、ブログ書くか!」でフリーズしていた状態から少しずつ文章が書けるようになったんです。

こんな簡単そうなことでも、当時の僕はちょーーーーしんどかったんですよ(汗)

こういう困難を乗り越えようとする思考自体が思考停止にならないための解決策だったりします。

ということで絶対にやった方がいいこととして

『1時間は少なくともググる』

もしくは2、3時間でも全然ググっていいと思います。

それをやることによって何かつまずいたとしても自分で徹底的に調べる。

それでもわからないってなって、さらに「わからないのはなんなのか?」というふうにどんどん深堀りしていく。

これができるようになるとどの分野でも応用できるのでぜひやってみてください。

思考停止から抜け出す方法

思考停止している人って自分で考えることをしません。

そもそも「考える」って一体なんなのか?

この「考える」を理解しておくと、それだけで仕事、人生の生産性を劇的にあげることができます。

考えるの正体とは?

考えるとは一体何かというと「自分が今、なにを考えているのか」を文章に落とすことです。

よくあるのが手も動かさずに頭の中で「うーん、どうしようかな。」と思い悩むことです。

これは「考えたフリ」であって、考えたことにはならないんです。

なにも生み出さないし、時間の無駄です。

では考えるということをする上でなぜ文章にすることが重要なのかというと、その理由は自分の偏った思考を客観視することができるからです。

まず人の考え、思考というのは、すごく偏っているということを知ってほしいです。

人間の脳には「認知バイアス」といって、無意識のうちに物事を短絡的に捉えてしまう性質があるんです。

いくつか例をあげると、

  • 買い物行ってTVCMでよくみた商品を選んでしまう(単純接触効果)
  • 実績がある偉い人の話を正しいと思ってしまう(ハロー効果)
  • 1週間後に提出しますと言って3日後に出されるとめちゃくちゃ早いなと感じてしまう(アンカリング効果)
  • 自分がずっとやってきたやり方が正しいと信じてしまう(一貫性の法則)

この偏った考え方って一見悪い性質に思えるんですけど、これは人間が生きるための「脳のつくり」なんですね。

人間が日々の生活で受け取る情報は膨大でいちいちゼロから理解してられません。

例えば大昔の極端な例を言うと、目の前に大きなライオンが現れたときに、「これは本当にライオンなのか?違うんじゃないか?」なんて考えていたら食われて殺されちゃいますよね?

普通だったら「大きな動物だ!危ない、逃げろ!」と1秒でも早く判断しないと、死にます・・・

先ほど言った認知バイアスというのは、人間が生き残るためにいろんな考えをショートカットするための方法なんです。

なので頭の中で考えていることって全て間違っているとは言わないんですけど、ものすごくバイアスが掛かっているということを理解しておかないといけません。

「じゃあ一体どうしたら自分の偏った考えを脱却できるのか?」

というと、それは『情報を自分の外に出すこと』つまり文章にすることです。

紙に書き出したりタイピングをしていると、「あれ、これもしかしたらこういうことかも!」ってハッとすることがありませんか?

自分が当たり前だと思っていたことが違うと気がついたり、なにも考えていなかったことがあるところに気がついたり。

あれがまさに認知バイアスから逃れた瞬間なんです。

文章にして自分の思考を客観的に見ることで初めて気づくことができます。

さらに良いのは文章を人に見せることで、人に見てもらうほど客観性が高まります。

もちろん人の意見を全部鵜呑みにするのは自分の意見がなくなってしまってよくないんですけど、「あーそうか。他の人はこう考えるんだな。」という別の視点を得られることはすごく有益です。

だから、これからは「もっとよく考えろ!」と言われたら自分の考えを文章にしてみましょう。

どのように文章にすればいいのか?

「文章を書くといっても、どう書いたらいいのかわからないよ」

っていう人のために劇的に頭が良くなる文章の書き方を紹介します。

これはA4用紙とペンがあれば誰でもできます。

パソコンでもできるんですけど、丸をつけたり、強調したり、速さ、手軽さを考えると紙の方が圧倒的にオススメです。

思考停止にならない「考える」ための文章を書くには、2つのフェーズがあります。

  1. 【発散フェーズ】
    思ったことを書きまくる
  2. 【収束フェーズ】
    発散したことを整理して「これからどうするのか?」を考える

発散フェーズ(思ったことを書きまくる)

紙に問いを1つ作ってそれに対しての答えを10分間書き出します。

例)
仕事でケアレスミスが多いのをなくすにはどうしたらいいのか?
・チェックしないから
・仕事に余裕がないから
・うっかりしているから
・仕事がつまらなくて集中できないから

書いたら次の紙に移ってまた次の問いを書きます。

さっきの続きをするなら、

例)
忘れずにチェックをするにはどうしたらいいのか?
・チェックしたことを上司に報告する
・同僚にダブルチェックしてもらうことをルールにする

で、これをやれって言われたときに、

どういう問いを立てればいいのか?
その問いに対してどういう答えを書くのか?

こんなかん悩むと思うんですけど、結論なにも難しいことは考えなくていいです。

もし悩んで手が止まったら次にいきましょう。

僕も最初は「うまくできなさそう・・・」って思っていたんですが、これ1回やってみると次々に「次はこんなこと考えてみよう」とか意外とアイデアが生まれてきました。

その思いつきに任せてやればいいだけです、これが1番効率的でした。

収束フェーズ(発散したことを整理して「これからどうするのか?」を考える)

10分間書き出したことをもとに「これからどうするか?」を決めます。

ここで必ず意識してほしいことは、他人にまとめたものを見せたときに「なるほど、それが一番良い選択肢だね。」と思ってもらえるように書くことです。

そのためにはできる限り簡潔なわかりやすいアクションプランの結論と、これをやるのが良い理由を書きましょう。

これも紙に書き出せばOKです。

これはまとめているとまた発散したくなるんですが、その時はまた発散して書き出していっても大丈夫です。

『発散』と『収束』を繰り返して思考はどんどん洗練されるがわかると思います。

収束フェーズの例ですが、

これからどうするか?

【結論】
上司や同僚が必ずダブルチェックするルールにすると上司に提案する

【理由】
・業務量が増え早く仕事する必要がある
・1人だと必ず見落としミスが起こる
・二重チェック必須にすれば防げる

ここまで書いたらぜひ人に見てもらいましょう。

それによってより客観性が高まります。

紙に書き出すという作業から数えきれないくらいの「気づき」や「アイデア」を得られるが実感できますよ。

プライベートの悩みやモヤモヤなんかも紙に書き出してみると驚くほど冷静になることができて思考も整理できます。

自分の思考を紙に書き出す効果は本当に絶大なので是非とは言わず絶対にやってみてください。

毎朝10分間、自分の思考を紙に書き出してみましょう。

思考力を鍛えるおすすめの本

今まで紹介してきたやり方は簡略化したものなので、より詳しく知りたい方は、

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

著者:赤羽雄二氏『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』です。

・何か思い悩む事
・整理したい事
・前に進めたい事

などに対して効果的です。

僕はこの本を参考にしました。

 

 

最後に

いかがだったでしょうか?

思考停止してしまうと何も考えなくて済むのでラク・・・なのかもしれませんが、それではいつまで経っても成長しないし人生も楽しくなくなってしまいます。

思考停止してしまっているなと感じたり、思考停止していると指摘されてしまった場合は改善するよう努めていきましょう。

今回紹介した方法で色々と考え出すと楽しいことがたくさんあります。

夢や目標を持って頑張っていきましょう。

ということで今回は以上になります。

ありがとうございました。

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