どうも、MERISE編集長のJUNこと小林です。
この記事ではセルフイメージを最高に高めまくるための具体的な3つの方法を解説しました。
- セルフイメージってなに?
- どうやって作られるの?
- 高めるとなんか良いことあるの?
- じゃあ、どうやって高めていけばいいの?
etc…
これらを詳しく解説していきます。
それで、結論を先にいうと、以下の3つがセルフイメージを上げるために必要になってきます。
- 現実の固定化を解除し、躍動させる
- 接触頻度の高い人や媒体を見直す
- 大切な親友や仲間に対する態度を見つめ直す
ってこれだけ言われても意味不明だと思うので、早速解説に入っていきますね。
目次
セルフイメージとはなにか?その正体
セルフイメージとは簡単にいうと、「自分で自分のことをどんな風に見ているか?」のことです。
文字通り、セルフ(自分自身の)イメージ(印象)なわけですね。
この定義が一般的でわかりやすいかなと思います。
たとえば、「俺は人から好かれる人間だ」とか「俺はお金儲けが上手だ」とか「俺はヘタレだ」とか、要は自分自身への評価ですね。
そして、「未来は自分が持っているセルフイメージの通りになっていくのだ」 ということがよく言われますよね。
なぜかと言うと、その通りになるように 自分自身が、無意識のうちに行動するから。
だからあなたは、セルフイメージ以上の人間にはなれないし、セルフイメージ以下の人間にもなれない。
・・・これが、一般的に言われているセルフイメージの解釈だと言っていいと思うのですが、まったくその通りです。
どこも間違っていません。
あえて僕なりにアレンジすると、自分が「想像している」自分自身の姿とでもいいますか。
もう少し違う言い方をすると、「想像の世界で」見ている自分自身の姿ということが言えるでしょうか。
この「想像」という部分がポイントだと個人的には思っているのですが、要は「自分はこういう人間だ」という事を自分で勝手に想像しているんですね。
「自分に対する思い込み」と言ってもいいかもしれないです。
セルフイメージはどうやって作られるのか?
セルフイメージの作られ方は2通りあると思われます。
- 自分自身の思い込みによって作られる
- 周りの人の影響によって作られる
この2通りです。
自分自身の思い込みによって作られる
冒頭でも話したとおり、セルフイメージは「自分で自分のことをどんな風に見ているか?」のことなので、その意識や見方によって自分自身のイメージは変わってきます。
例えば、「会話が苦手」というセルフイメージを持っている人は「会話が苦手」という意識から逃れることができません。
なぜなら、自分自身を苦手と常に洗脳している状態になるからです。
無意識レベルではありますが、初対面の人と話すときに、以前の失敗が頭をよぎったりして、「あ。またうまく話せないかもしれない」「やっぱり俺は会話が苦手なんだ…」。
この繰り返しをしていては、ずっと苦手の無限ループから抜けることができませんよね。
周りの人の影響によって作られる
これがもっとも恐ろしいことなのですが、あなたのセルフイメージは周りの人間からも影響を受けて作られます。
「つるみの法則」って知ってますか?
簡単にいうと、つるみの法則とは「類は友を呼ぶ」という話。
人間は無意識のうちに自分と似た人を引き寄せる傾向があるので、 考え方や生活レベルが近い人たちと一緒にいる方が、居心地がいいですし、同じぐらいの年収の人を引き寄せて付き合うようになります。
よく言われるのは「友人5人の平均年収が自分の平均年収」ってやつです。
確かに、自分のことを振り返ってみてもわかるのですが、今は年収が高い人との付き合いが増えてきていて、自然と自分の収入にも影響が出てきていますね。
セルフイメージの凄さと怖さ
セルフイメージは潜在意識レベルの話なので、目に見えないし、その影響が自分にどれくらいあるのか、って分かりづらいですよね。
でも、この凄さはホントに侮れなくて、セルフイメージ側からしたら「お前、俺のことなめんなよ」「なめたら人生終わんぞ」…と脅迫されるぐらいで丁度いいかもしれないです。
ってぐらい強力。
ナポレオンは「人はその制服どおりの人間になる。」という名言を残していますし、宝塚の男役の方は役に入り込みすぎて、生理が止まるってことも。
これは制服や役から影響を受けたセルフイメージによって、自分が作られるということを意味しているわけです。
じゃあ、なにか目標を達成したいとしましょう。
大きくても、小さくてもOK。
で、その目標を達成するためには、「達成に足るセルフイメージ」が必ず必要になってきますよね。
成功できるセルフイメージがなければ、その行動を取り続けることができないわけですから。
つまり、「セルフイメージは結果に直結している」ってことになります。
もっというと、「セルフイメージは人生そのもの」です。
これが凄い反面恐ろしいところで、さっき「友人5人の平均年収が自分の平均年収」って話をしましたよね。
もし、同じ友人と付き合い続けることになんら違和感を感じないようなら、あなたは“今のところ”(※これ重要)そのレベルのセルフイメージだということになります。
別にこれは悪いことではなくて、年収300万には300万の。年収600万には600万の。年収1000万には1000万の現実とセルフイメージが存在しています。
「どこを目指したいのか?」
これによって、自分自身と周りとの付き合い方を考えていく必要があるってだけの話ですね。
「お金があれば幸せ」。
これが正解の1つに見えるかもしれません。
お金があれば、大抵のことは解決しますからね。
でも、人生において重要度が高くなってくるのは「お金で解決できない問題」だったりもします。
家族や友人との仲が最悪だったら、それは不幸じゃないですか。
ほとんどの人が程度の差はあれど、仲良く家族と生活しているので、その「当たり前」を「幸せ」と感じることができませんからね。
というわけで、自分自身との付き合い方、他人との付き合い方にかなり大きく影響を及ぼしているのがセルフイメージなのです。
そして「あなたが心から達成したい願望は、それ相応のセルフイメージを持つことで叶う」ということも意味しています。
セルフイメージを高めていく具体的方法
じゃあ、具体的にどうやってセルフイメージを高めていけばいいのか?
その方法は3つ。
- 現実の固定化を解除し、躍動させる
- 接触頻度の高い人や媒体を見直す
- 大切な親友や仲間に対する態度を見つめ直す
1つずつ見ていきましょう。
「現実の固定化を解除し、躍動させる」とは?
諸行無常という言葉がありますが、この世の中に存在するものはすべて、 常に変化し続けています。
それは進化しているのかもしれないし、終わりに近づいているのかもしれない。
とにかくすべてのものは常に”変化”しているわけですね。
なのに、多くの人は自分の現実を固定化しようとしてしまいます。
固定化というのはたとえば、「俺は貧乏だ」とか「俺は人気がない」とか「俺は忙しい」とか、まるで一生そのままであるかのように現在の状態をわざわざ言語化し、自ら洗脳している状態。
これを、「現実の固定化」と僕は言っています。
「俺は貧乏だ」「俺はモテない」「俺は忙しい」・・・躍動感も変化も何も感じられません。
「俺は貧乏だ」と言われたら、「ああこの人は一生貧乏なんだろうな」と思ってしまうでしょう。
こういう固定化された言葉を無意識に使っている以上、あなたの思考も感情も行動も積極的に変化することは期待できず、それはつまり目標や願望を達成できないということになります。
他にもたくさんあると思います。
- 「俺は顔がイケてない」
- 「俺は身長が低い」
- 「俺は勉強ができない」
- 「俺はよく叱られる」 etc…
この固定化された現実があなたのセルフイメージです。
物事は常に変化していると言いましたよね。
なので、今あなたがどんな状況だろうと、少し先の未来は変わっている可能性があるわけです。
あなたが積極的に、主体的に変わろうとすればするほど、変わる「可能性」どころか、変化していない方がおかしい。
しかし多くの人は、可能性を秘めた現実を固定化してしまう。
「永久に変わらない」という事を示唆するラベルを貼ってしまいます。
固定化というラベルを剥いで「躍動感」を持たせる事が重要です。
どういう事かというと、「今あるすべての現実は何らかのプロセスである」 という事を理解した上で固定化を解除し「躍動感」ある言葉を使うってことです。
たとえば、「俺は貧乏だ」という固定化を解除し、そして「躍動感」のある言葉を使って表現してみるとどうなるでしょうか?
例を挙げると・・・
ちょっと長いですが、「躍動感」が加わっていることがわかると思います。
と同時に、固定化が解除された表現になっていることもわかるでしょうか?
「色んな要因や問題があって今は貧乏しているけど、これからはどうなるかわからないよ」というニュアンスが感じ取れると思います。
受け取る側としても、「ああ、これまではそうだったんだな。でもこれから努力かなにかして変わろうとしているんだろうな」という印象を勝手に持ってしまいそうです。
でもこれが「俺は貧乏です」だと、もう一生そこから現実が動かないという風に捉えてしまう。
「どんなプロセスで貧乏になったのかもわからないし、 とにかく”貧乏だ”という現実がそこにあって、別に現状を変える努力をする気配も感じないし、ああこの人はずっとこの場所にいるんだろうなぁ」
こんな印象を持たざるを得ません。
「私は女性にモテません」と言い切られると、もう固まってしまっていて、この人は一生モテない人生を送るんだろうなぁという印象以外持ちようがありません。
しかし、
であれば、だいぶ違いますよね。
自分自身の現状やセルフイメージを固定化して乱暴に表現することをやめる努力をしてください。
- 人に現状を説明するとき
- 自己紹介するとき
- プロフィールを書くとき
セルフイメージを表現するあらゆる場面において固定化を解除し、自分自身を「躍動感」のある言葉で表現する習慣をつけましょう。
そうすることで、「これから変化できる、進化していける」という心理状況を自分の中に生み出すことができます。
なぜなら、「物事は常に変化している」という意識が自然と生まれ、自分自身で問題の解決策を探す”キッカケ”を生み出すことができるから。
また、周囲にも自然とそう認識してもらうことができ、応援してもらえるようになります。
接触頻度の高い人や媒体を見直す
あなたが欲しい理想の現実はどんなものですか?
そして、その現実を手に入れるためにはどんなセルフイメージを持たなければいけないと思いますか?
…ここまでの話を踏まえると、あなたが欲しい現実をすでに持っている人と同じセルフイメージを持つ必要がありますよね。
それを持つためには、そこに近づく努力が必要です。
そのために必要不可欠な作業があります。
- 「この人は、俺が望んでいないセルフイメージを持っている」
- 「この人は、俺の足を引っ張る様なセルフイメージを持っている」
こう思えるような人やメディアとの接触を断つべきです。
あなたの近くには、たとえばあなたが夢を語るとそれを馬鹿にしたり、「そんなの無理だよ」と言ったりして、あなたのセルフイメージを下げてくるような人間がいませんか?
- 「それは間違っているよ」
- 「テレビの中だけの話だよ」
- 「凡人には無理だよ」
こんな事を言ってあなたの現実を固めようとしてくる人間がいませんか?
彼らの大半は、あなたの足を引っ張りたくて言っているわけではありません。
あなたを心配して言っているのだと思います。
でも、あなたが欲しい現実と彼らが持っている現実は違います。
彼らの多くは間違っているのです。
間違っているというか、何も知らないのです。
- あなたが理想とするライフスタイルをすでに持っている成功者
- あなたが理想としないライフスタイルを持っている近しい人たち
あなたが成功するためには、どちらの言う事を聞いたほうがいいのか?という話です。
また、あなたの現実を固定化させてしまうようなテレビ番組やネットサイ トなどに頻繁にアクセスしていませんか?
そういうものばかり見ていると、その他大勢の現実やセルフイメージを持ってしまい易いので、当然その他大勢と同じ人生を送ってしまうのです。
「それがもし親だったら、親友だったら、奥さんだったら、会社の同僚や上司だったらどうするの?それでも縁を切ろってことなの?」
そこまでは言いません。
本当に足を引っ張るやつとは片っ端から関係を絶つべきだと思うのですが、どうしてもそれができない関係の人間とは、付き合い方を変えればいいと思います。
たとえば、接触頻度を少なくするとか、価値観や人生観の共有を行わないとか。
人によっては接触頻度を減らせない関係もあるかもしれませんが、 親や友達との接触頻度は少なくしても問題ないと思います。
その分、あなたが持ちたいセルフイメージを持った人やその人の媒体と接 触する機会を増やすべきです。
接触頻度を減らすと同時に、価値観や人生観の共有をやめる事も必要です。
付き合い方を変えるとはそういうことです。
そうすることで、セルフイメージの侵害は防ぐことができます。
「そんなドライな関係って…」と思うかもしれませんが、別に価値観や人生観なんて無理して共有しなくても楽しくやっていけるのです。
と言うか、そんなもん違うに決まっているのだから、無理して共有する必要なんてどこにもありません。
人が喧嘩するときというのは大抵、共有できないものを無理して共有しようとしたときです。
他のところで楽しくやって、そしてあなたが手に入れた理想の人生の延長線上で、彼らの人生に貢献したり、彼らを幸せにしてあげられたりすればいいと思います。
(番組内容にもよりますが)あと、テレビやネット、特に民法番組や「2ちゃんねる」などの掲示板はあまり見ないことです。
確実にセルフイメージが成功から遠ざかります。
そして、この人のセルフイメージを持ちたいな、と思うような人がいたら、 積極的にその人に関わるようにしましょう。
その人が簡単には近づけない ような人だったら、まずはその人の著書や教材を徹底的に勉強するとか、 その人のブログを読むとか、セミナーに積極的に参加するなどして、その人のセルフイメージに触れる機会を多く持ちましょう。
また、その人に積極的にメールやブログにコメントなどして、あなたという人間を認識してもらうことも大事です。
返事が返ってくるかどうかなんて気にしてはいけません。
あなたの目的は、自分が望むセルフイメージを持つことなのですから。
「近しい友達の5人の年収を足して5で割ると大体の自分の年収になる」 とはよく言われることですが、これは本当です。
セルフイメージ=結果なのです。
大切な親友や仲間に対する態度を見つめ直す
あなたには、大切な親友や仲間はいますか?
「YES」であれば、自分中心の視点を少し変えてみる事も大事です。
わかりますか?
「あなたのセルフイメージが他人にも影響を及ぼしている」ということも意識しなければなりません。
たとえば、僕は、親友やビジネスパートナーに対してこんな態度を持つことを強く意識しています。
自分のセルフイメージを大事にすることと同じくらい、大切な人のセルフイメージも大事にするということ。
この態度、このマインドが重要だと思います。
そういうマインドがあるからこそ、お互いに高め合うことができる色濃い関係を構築することができるし、自分が望むセルフイメージと共感し合える人間と積極的に関わろうとする努力が、自然とできるようになるのです。
それで結果的に離れていってしまう人がいるのだとしたら、それは仕方のないことだと思います。
あなたには、あなたが大切にしている人生があるように、他の人もそれぞれ大切にしている人生を持っているのです。
セルフイメージを下げてしまう、ストレスの伴う人間関係を多く持つよりも、ほんの数えるほどしかなかったとしても、お互いに高めあえる最高の 関係を持っていた方が100倍充実した人生を送ることができるでしょう。
一度きりの人生、必ず達成したい目標や手に入れたい夢があると思います。
それを達成するためにも、自分が持ちたい、自分に必要なセルフイメージ は自分から掴みに行く必要があります。
そしてそれを守らなければいけないし、また、成長に応じてアップグレードさせていく必要もあります。
まとめ
色々話しましたが、
セルフイメージ=結果
これは絶対に忘れないでください。
あなたのセルフイメージは、今日からでも変えることができます。
最高のセルフイメージを掴み取り、最高の人生を手に入れましょう!