どうも、MERISE編集長のJUNこと小林です。
「仕事のモチベーションが上がらない…」
「一瞬上がるけど、維持できない…」
そんなあなたのために、モチベーション維持を細胞レベルでデキるようにするための記事を書きました。
モチベーションを維持するための心理的なロジック、楽勝で達成できる目標の立て方、やる気を保つ方法、モチベーションを不要にする条件などを紹介しています。
時間のない人のためにこのページを要約すると、モチベーションを維持するためには外的動機(報酬・給料)のために行動するのではなく、内的動機(自分の成長)にフォーカスを当てることがスゴく重要です。
具体的には以下の3ステップ
- ステップ1:内的動機付けができる目標を1つだけ立てる
- ステップ2:モチベーションを維持するための9つコツを1〜9までを順番にやる
1.目標は1つに絞る
2.やらないことを明確化
3.期待値の高い目標設定
4.80%で良しとする
5.人を巻き込む
6.締め切りを作る
7.メリットとデメリットを視覚化
8.集中できる環境を作る
9.悪い習慣をアップデート -
ステップ3:マスタリー目標(自分のスキル向上を重視する目標)で行動する
以上が、このページに書いてある重要なポイントのまとめです。
では、続きをどうぞ↓
モチベーションを上げることよりも、維持する方が100倍難しいと思うのですが、内的動機付けができると、能動的に行動できるようになってモチベーション維持がラクになります。
最後の方で話す「モチベーション維持を不要にするための条件」を満たすことができれば、さらにやる気を保つことや維持がカンタンになるので、せひ最後まで読んでください。
目次
モチベーション維持VS人間の意思
大前提として、そもそも人はモチベーションを維持するのが難しい生き物です。
ダイエットした方がいいと分かっていても簡単にやせることはできないし、やる気を出して仕事にとりくんだ方がいいのにモチベーションが上がらない人がほとんどだと思います。
でも、やる気がでないのは、いたって健全で普通のことです。
なぜなら、ほとんどの人が根性でなんとかしようとしているからです。
どれだけ頭(論理)で分かっていても、気持ち(感情)が「イヤだ!やりたくない!」とお思ったらそれでジ・エンド。モチベーションは維持できないどころか上がりもしません。
モチベーション維持に終止符を打つためには「根性に頼らないこと」がメチャクチャ大事。
ボクも根性がある方ではないのですが、根性に頼るとすぐにエネルギー不足になります。
やりたくないことに気合だけで挑むと速攻でモチベーションが下がるので、今日からもっとラクしてモチベーションを維持していきましょう!
モチベーション維持をラクにするための心理的ロジック
仕事やダイエットのモチベーション維持を根性に任せるとすぐに疲れてしまいます。
「なぜ疲れてしまうのか?」
その理由は2つの心理的なロジックがあります。
内的動機と外的動機
人がモチベーションを維持するために必要なのは「動機付け」なのですが、動機には2種類あります。
それが内的動機と外的動機です。
- 給料は高くないけれど、好きな仕事を好きな人とできて毎日スキルアップができて、そこにやり甲斐を感じる。
- 給料はたくさんもらえるけど、自分のスキルアップにはならない。でも、欲しい服やおいしいご飯を食べることができる。
あなたはどちらを選ぶでしょうか?
1が内的動機で、2が外的動機です。
1の内的動機の場合は、やること自体にやり甲斐を感じ、自分の内側からエネルギーが出てきます。
1の内定動機のほうが、高いモチベーションを維持して、結果を出すことができます。
一方、2の外的動機の場合は、モチベーション(動機付け)が報酬ありきになります。なので、内容に積極的な意味付けができず、長い時間やる気を維持することができません。
短期的なモチベーションアップには向いているかもしれませんが、「モチベーションを“維持”すること」には向いていないってことですね。
達成したい目標や仕事の内容がハードになったり、期間が長くなればなるほど、モチベーションを維持できるのは1になります。
ボクは歯科関係の仕事からWEB関係の仕事に今年転職したのですが、転職には4年ほどかかりました。
歯科の仕事をしながら、22時に家に帰ってきてWEBの仕事を副業でやっていた時のことを思い出すと、あの時は時間がなかったですが、モチベーションはかなり高かったです。
もちろん「収入を上げる」ためにやっていましたが、もっと大切だったのは「WEBで一生食っていくために必要なスキルを身につけること」でした。
翌日7時には起きて仕事に行かなければならないので、次の日のことも考えると、22時〜25時までの3時間でメシを食って風呂に入って、ライティングの仕事をしなければならなかった。
もし「スキルアップ」ではなく「報酬」のために行動していたとしたら、モチベーションは維持できなかったと思います。
給料は会社からもらっていたわけですから、稼がなくても生活に困りません。
困らないということは「やる理由がない」ということになるので、モチベーションは上がらなかったはずです。
当時ボクが欲しかったのは「お金(報酬)」ではなく、「稼ぐためのスキルアップができる環境」でした。
今は尊敬できる人と働くことができているし、いい環境も整ってスキルアップできています。
内的動機付けのおかげで深夜に帰ってきても、モチベーションを維持できたんだと思います。
内的動機を高めるにはどうしたらいいのか?
内的動機付けをしてモチベーションを維持するのは、「今自分がしていることorこれからやりたいこと」の到達点を具体的にイメージすることが大切です。
究極をいうと、「どういう人生を歩みたいか?」を考えることでですね。
たとえば、ボクは今Webライターを名乗って活動しているのですが、その理由は単純で「文字書いてメシ食えたらカッコイイなあ」と思ったからなんですね。
言葉を使ってモノを売ったりするスキルがあれば、自分で何かを売ることもできるし、誰かの仕事をお手伝いすることもできます。
以前していた、歯科の仕事は歯医者や歯科衛生士とつながることしかできませんでしたが、Webライターの仕事は誰とでもつながることができます。
そして、人に読まれる文章を書くことは、他人の気持ちをメチャクチャ考えることが多いので、人の気持ちを理解することもできる。
人間のことが分かってくると、他人に優しくなれます(笑)
だから、ライターの仕事はやりがいがあるし、楽しいです。
自分の到達点につながる行動であれば、何に対しても内的動機付けはできるはずです。
そうすれば、幸福感や充実感を得ることができるので、モチベーションは高く維持されると思いますよ!
【取り扱い注意】内的動機と外的動機が入れ代わると・・・
さて、内的動機については理解したもらえたでしょうか?
ここで1つ疑問が出てきます。
それは「内的動機に、途中から強い外的動機が入ってきたらどうなるのか?」ということです。
高いモチベーションを維持できる内的動機を上回る外的動機が途中から入ってきた場合…。
人はモチベーションが下がります。
これはアンダーマイニング効果と言われているようです。
アンダーマイニング効果とは
内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるなど外発的動機づけを行うことによって、動機づけが低減する現象。 過正当化効果ともよばれる。
たとえば、子供が「理科の実験がスゴくおもしろかったんだよ」と言ってきたとき。
父親はそれを見て、「スゴく頑張ってるから今月はおこづかい1000円増やしてあげるぞ!」と言った場合。
子供の勉強へのモチベーションは下がります。
なぜなら、おこづかいが外的動機付けになってしまうからです。
一時的なモチベーションアップには外的動機付けはいいと思いますが、モチベーション維持には向いてません。
この例の場合は、子供が自分の「知りたい!」という内から来る動機ではなく、「おこづかいがもらえる!」という外からくる動機に変わってしまうので、モチベーションが維持できなくなるってことです。
- 子供の場合は、テストでいい点数を取るために勉強をする
- 大人の場合は、たくさん給料をもらうために仕事をする
両方とも外からくる動機でモチベーションを維持しようとしているので、やる気がでないんです。
外的動機付け(報酬・給料)にはフォーカスが当たりやすいので、ついついそっちにモチベーションがいってしまいがちです。
なので、意識して内的動機に目を向けるようにしましょう。
マスタリー目標とパフォーマンス目標を区別しよう
叶えたい目標をどのように設定するかでもモチベーションの維持は変わるはずです。
目標にはマスタリー目標とパフォーマンス目標の2種類あると言われています。
一言でいうと、プロセスを重視するか、結果を重視するかの違いです。
マスタリー目標は「自分のスキル向上を重視する目標」です。新しいチャレンジや失敗を恐れずに行動したい時に目標にするとGOODです。
パフォーマンス目標は「高い結果を重視する目標」です。自信のあることにチャレンジする場合などであれば、こちらを目標にするとGOODです。
とはいえ、モチベーションを維持して行動したいなら、目標設定はマスタリー目標にした方がいいと思います。
だって、「自信のあることにチャレンジする時」って「いい結果が出るはず!」って自然と思えるはずですよね。
だから、そもそもモチベーションは高いことが多いんです。
「結果がどうなるか分からない…。」「今自分がしている行動に意味があるのかわからない…。」だから、モチベーションが下がると思うんですね。
そんな時はマスタリー目標の方が恐れずに行動できるし、失敗しても前向きにとらえることができます。
こう考えると、ボクの転職までの道のりを思い出します。
もしパフォーマンス目標で目標を考えていたら、「歯科関係からWEB関係に転職なんかできっこない!」と思っていたはずです。
でも、マスタリー目標(当時はこんな考え方があるなんてことも知りませんでしたが苦笑)で目標を設定して行動していたので、4年という長い期間モチベーションを維持できたんだと思います。
比べるのは恐れ多いですが、オリンピック選手やプロ野球選手が「ライバルは自分です」っていう理由が少し分かる気がします。
今、あなたの目標がどこに設定されていて、その目標に対してどれくらいの自信が持てるのかで目標設定の仕方は変わるはずです。
新しいことにチャレンジしていて、もし自信がもてないならば、マスタリー目標(自分のスキル向上を重視する目標)を設定して行動してみてください。
順番にやるだけ!モチベーションを維持するための9ステップ
モチベーションを維持するためには、自分のスキル向上にフォーカスを当てることがコツだということがわかってもらえたでしょうか?
この章では、それを前提として、モチベーションを維持するための9つのコツをステップバイステップで解説していきますね。
全部で9つありますが、上から順番に考えて決めていくとモチベーションの維持がしやすくなります。
ぜひ、メモを取りながら読んでやってみてください。
目標はシンプルに1つにするべき
目標を1つにすることで思考をクリアにして、モチベーションが下がるのを防ぎます。
目標は複数あると思いますが、その中でも優先順位があるはずです。
必ず、絶対に、マストで1つに絞りましょう。
そもそも1つ達成するだけでも、モチベーションの維持は大変なわけですから、それが2つ以上あったらエネルギーがいくらあっても足りませんからね。
今の自分のレベルにあった目標を1つ決めましょう。
やらないことを明確化してやる気をアップ
さらにモチベーション維持を楽にするために「やらないこと」を決めましょう。
「それって目標を1つに絞ることと同じじゃね?」と思うかもしれませんが、目標の優先順位が決まっただけで、1位も2位も3位もやることには変わりありませんよね。
その中には、惰性でやっていて「今やらなくてもいいもの」が含まれていることが多いです。
「よく考えてみたらこれやらなくてもよくない?」「そもそも自分の成長につながっているんだろうか?」と疑問に思うものが必ずあるはずです。
たとえば、買い物した時は「これは自分に必要だ!」と思ったけれど、あとで考えると「いらなかったなー」って感じるものありますよね?
ボクは2日前に引っ越して、今新居の荷物を絶賛整理中なのですが、「必要だと思って買ったのに、今はいらないもの」が山ほどありました(苦笑)
目標もアップデートが必要です。
やらなくていいことを明確化することで余計なことに脳ミソのメモリを使わずに済みますよ。
いい感じに1つに絞れたら次に進みましょう。
期待値の高い目標設定でモチベーションを維持する
目標を達成するために2つの方法があったとします。
あなたはどっちを選びますか?
- 過去の経験や周りの人の実績をみて「これはやれば絶対に結果が出るだろう」と期待できる方法
- 結果がどうなるかわからないが、漠然と結果がでるかもしれないと思っている方法
・・・もちろん1ですよね。
ここで大切なのは、あなたが何かをする時に「なにをすればいい結果が出るのか分かっているどうか?」です。
人は「いい結果がでる」という高い期待感があれば行動できます。
しかも、そのモチベーションは継続的に維持されます。
しかし、あなたがこの記事をここまで読んでも叶えたい夢や目標なんですから、そんな簡単に叶うものではないはずです。
目標に向かう途中では、山のようなTODOがあったり、鬼のようにPDCAサイクルを回したりしないといけない。
それだけを考えていたら途方に暮れて、モチベーションだだ下がりです。
そうならないためには以下の3つのステップが大切。
- 大きくて明確な目標を立て、内的動機付けとリンクさせること
- 大きい目標をコンパクトに分割する
- コンパクトに分けた目標を「これなら絶対にやれる!」という確実性と期待を感じるところに設定する
ちなみに、「これならできるぞ!」って思える感覚は超重要ですよ。
ここまでのステップを甘くみていると、もれなくモチベーションが急降下するので気をつけてくださいね(笑)
完璧主義にならずに、「80%で良し」とする
完璧主義になると行動するモチベーションが維持できないので、「80%ぐらいできていたらOK」だと思って行動しましょう。
未知のことにチャレンジするときに、パフォーマンス目標で行動してしまうと結果を求めてしまうので、どうしても100%を目指して完璧主義になってしまいます。
【パフォーマンス目標100%】ではなく、【マスタリー目標80%】で行動すれば自分のスキルアップにフォーカスが当たって、ミスも恐れなくなり、行動するモチベーションは維持されます。
モチベーション維持に人を利用する
一時的なモチベーションアップは1人でできますが、モチベーション維持は1人だとかなりしんどいです。
ここからは他人を巻き込んで、やる気の維持につなげましょう。
たとえば、「ダイエットを友達と一緒にやる」とか「勉強や仕事の作業を仲間と一緒にやる」などが有効です。
「絶対に嫌われたくない人に目標を宣言する」とかでもOKです。
人によってモチベーションが維持される細かいやり方は異なりますが、人を介してモチベートするのはほとんどの人に効果があります。
マズローの欲求5段階説で言われているのですが、人には社会的欲求(他者に受け入れられたい・孤独を恐れる)があります。
なので、人を介すると心のかなり深い部分でモチベートされるため、やる気を維持するには最適です。
一度、他人を巻き込んだらあなたの勝ちです。
もう後戻りはできないので、巻き込んだ人を裏切らない限りモチベーションは維持されるでしょう(笑)
締め切りを作る
他人に強力してもらって、モチベーションを維持した後は、時間にやる気を維持してもらいましょう。
締め切りはモチベーションを保つのに最高です。
締め切りと聞くと思わず「嫌だなあ」と感じるかもしれませんね(苦笑)
でも、逆に考えてみてください。
多くの人がいつも締め切りに追われていて気づきにくいかもしれませんが、「時間の縛りがない」というのは「時間配分をモチベートしなければならない」ってことでもあります。
ボクは最近WEBの仕事になったので、パソコン1台あればどこでも仕事ができるようになりました。
友人などに今の状況を話すと「うらましい…。」と言われますが、個人的に「キツイなあ」と思うのは「仕事の時間配分を考えるのがめんどくさいこと」です。
他人から見ると「時間に縛られないで仕事をしている」と思われますが、やっている方としては「時間配分に困っている」ので結局、時間に縛られています。
両方経験してみて思うのは、どちらにせよ縛られるなら、締め切りが合ったほうが楽だということです。
よくも悪くも、締め切りがあって納期が来ればその仕事は一旦終わりです。
「この期間がんばればOK」となることでメリハリがついて、モチベーションを維持する体力を調整しやすくなります。
天国と地獄を見ることでモチベーションを維持
ここまでは感情や心理の部分に注目してモチベーションの維持を考えてきましたが、視覚にも訴えることでやる気は維持されます。
天国と地獄というのはメリットとデメリットのことです。
「じゃあ、そう書けよ」って思われそうですが、天国と地獄っていう表現が大切なんです。
人は「天国に行きたい」と思うよりも「地獄に落ちたくない」という心理が強く働きます。
これはプロスペクト理論で証明されています。
プロスペクト理論とは
不確実性下における意思決定モデルの一つ。
引用:Wikipedia
一言でいうと、「得したい」よりも「損したくない」の方が気持ちが強いってことです。
これを視覚化します。
以下の4つを紙に書いて常に見えるところに貼っておきましょう。
- 現状を維持するメリット
- 現状を維持するデメリット
- 新しいチャレンジをするメリット
- 新しいチャレンジをするデメリット
たとえば、ボクの場合でいうと、
- 歯科の仕事を続けるメリット
- 歯科の仕事を続けるデメリット
- WEBの仕事にチャレンジするメリット
- WEBの仕事にチャレンジするデメリット
これらを紙に書き出してカベに貼っておきました。
【厳選】モチベーションを強烈に維持し続けるための7つのコツでも話ましたが、この方法はモチベーションを維持するにはかなり強力だと思います。
ポイントは両方のデメリットをちゃんと把握することです。
転職する前は「歯科の仕事を続けるデメリット」「WEBの仕事にチャレンジするメリット」しか見えなくなり、「歯科の仕事を続けるメリット」「WEBの仕事にチャレンジするデメリット」が見えていませんでした。
4つすべてを見ることで、「地獄に落ちたくない」と思って(苦笑)行動する理由がハッキリしてモチベーションが維持されたのをよく覚えています。
頭では分かっているかもしれませんが、本当の意味で理解はできていないと思います。
文字に起こすとリアリティが一気に増すので、ぜひやってみてください。
やる気を維持するために集中できる環境を作る
モチベーションを「維持」するために集中できる環境を用意しましょう。
人間の意思はメチャクチャ弱いので、集中力を削ぐ環境にいるだけでここまでやったこと全てが台無しになります。
一番オススメするのは、情報の断捨離です。
1年で生み出されるデータ量
- 2000年 64億ギガバイト
- 2013年 4・4兆ギガバイト
米 調査会社IDC調べ
世の中にあるデータ量がここ13年で約700倍になっています。ちなみにこのまま行くと2020年には44兆ギガバイトまで膨れ上がるそうです。
2000年から計算すると20年間で約7000倍になるってことですね。
もちろん、勉強や仕事に集中したいなら机の上をキレイにすることも大切ですが、頭の中がクリーンじゃないと余計なノイズが入ってくるので、モチベーション維持の邪魔になってしまいます。
ちなみに、ボクはWEBの勉強に集中したかったので、読まなくなった雑誌や本を売って処分したり、ショップからくるメルマガなどは解除しました。
もちろん、机の上にはパソコンしかない状態にもしたし、部屋にあるものも必要最低限まで売ったり、人に譲ったりしました。
そのおかげで、家にいると仕事しかやることがなくなるので、(もちろんいい意味で笑)勝手に集中できたんだと思ってます。
なので、物と情報の両方を整理して、集中できる環境を作ることをオススメします。
集中力に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
【関連】人に教えたくない!勉強の集中力を20秒でアップさせる4つのルーティン
悪い習慣をアップデートしてモチベーション維持を簡単に!
やる気やモチベーションを維持するためにはとにかく「邪魔」になるものを無くすことが大切です。
あなたにもダイエットや勉強や仕事に集中しないといけないのに、ついついやってしまう「悪い習慣」はありませんか?
- ダイエットしないといけないのに、つい高カロリーのものを食べてしまう
- 勉強しないといけないのに、ついスマホをいじってしまう
- 仕事に集中しないといけないのに、ついYouTubeを見てしまう
・・・ついやっちゃいますよね(苦笑)
そんな時にオススメなのは、「行動のハードルを上げて、ついやってしまうことをやりにくい状態にしておく」ということです。
たとえば、以下のようにしてみるといいと思います。
- 高カロリーのものを食べてしまうなら買わずに家にない状態にする
- スマホを手の届かないところに置いておく・電源を切っておく
- YouTubeにアクセスしづらくなるようにパソコンのお気に入りから外す・スマホのアプリを消す
これが「行動のハードルを上げる」ということです。
たとえば、ボクはチャットワークやFacebookメッセンジャーで仕事のやりとりすることが多いのですが、スマホに通知がきて集中できないので、サイレントモードにしてスマホを裏替えにして手の届かないところに置いておくことが多いです。
ついやってしまう悪い習慣をやめるために「行動のハードルを上げましょう」。
そうすればあなたのモチベーションの維持を阻止する悪い習慣をやめることができるはずです!
モチベーションを維持するための行動の振り返りとその条件
一言でいうと、モチベーションを維持するためには「自分のスキルアップに焦点を当てること」が大切なのですが、そのためには「どのくらいスキルアップしているのか?」が分からないとやる気を保つことはできません。
特に人間って周囲の人との比較は得意ですが、昔の自分と今の自分を比較することが苦手です。
「成長するのが楽しい」って思えることがモチベーションの維持につながりますからね。
この章では、振り返るための条件をわかりやすくシンプルに書いていきますね。
簡単に振り返ることができるようにする
「目標に近づいているかどうか?」が実感できると高いモチベーションを維持することができます。
なぜゴールが近づくとモチベーションアップするの?目標勾配効果のメリットでも話しましたが、目標に近づいている感覚は超重要です。
簡単なやりかたでOKです。
今日の夜寝る前に、明日やることをスマホのメモ帳に箇条書きで書いておいて、寝る前にできたか確認する。1ヶ月でやりたいことを書き出して月末にチェックする。
こういうシンプルなものでいいので、やりましょう。
ちなみに、管理にコスト(時間)がかかるのはダメです。
モチベーション維持の大敵は「めんどくさいこと」なので、やる前に「時間がかかるなあ」と思っただけでやる気は下がってしまうのでご注意を。
ボクはスマホのメモ帳にやることを書いて、寝る前にチェックしています。
できなかったことはベッドでリラックスして「どうしてできなかったのか?」「どうすればできるのか?」を振り返りながらメモを取るようにしています。
目標に近づいている感覚を得るために、自分の行動を簡単に振り返るようにしましょう。
期待値の高い小さな目標を達成して振り返る
「これならできる!と思って設定した目標」を達成した時に行動を振り返ってみましょう。(期待値の高い目標=「これならできそうだ!」と思える目標)
「期待値どおりに達成できた!」という感覚を振り返ってみてください。
これを繰り返していると自己効力感を感じることができます。
自己効力感とは
自己効力感 (じここうりょくかん)(self-efficacy) とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知
引用:Wikipedia
簡単にいうと、「できた!」と思えたら「次もできる!」って思える人間の心理です。
「できる」と「やりたくなります」。
これを繰り返していくことで、高いモチベーションの維持ができます。
自分の成長に貢献しているか振り返る
行動が自分のスキルアップに貢献しているか振り返りましょう。
誰かに与えられた目標じゃなくて、あなたが自分のために自分で決めた目標になっているか振り返ってみてください。
大切なことなので、何度も言いますが、「内的動機付けになっているかどうか」が超重要ですよ。
目標にそった行動になっているか振り返る
決めた目標に行動がそっているか確認しましょう。
内的動機で決めた目標になっているか振り返ってみてください。
情報の多い今の時代は、基本的にムダな情報で頭がパンパンなので、他の情報の影響もあって、目標も少しずつズレてしまいます。
振り返ることで「今の行動は正しい!」と思えてモチベーションを維持することができますよ。
【※危険※】あなたの悪循環度チェック
モチベーション維持に悩む人が陥りがちなのは、行動にかける時間よりも、停滞にかける時間の方が多いことです。
「どうやったらモチベーションを維持できるだろうか?」と思いながら情報を探すルーティンが始まり、気づいたら「モチベーションを維持するための情報集め」が目標にすり替わってしまいます。
これでは本末転倒です。
もちろん、必要な情報を集めることは大切です。
でも、必要なのは行動なのでこの悪循環にハマっていないかチェックしておくといいでしょう。
ハマって抜け出せない場合は以下の記事が参考になると思います。
【関連】世界一カンタンなモチベーションアップ法!5分だけ作戦とは?
モチベーション維持を不要にするための条件
ここまで高いモチベーションを維持するための話をしてきましたが、「それでも私には難しい!」という人のためにモチベーションを保つこと自体を不要にする条件を話そうと思います。
モチベーションが不要になる条件は、以下の2つです。
- 強い必要性や強制力がかかった時
- 強い欲求や気持ちが高まった時
順番に説明していきますね。
諸刃の剣|強制力
一言でいうと、超パワフルな外的動機付けがされた時、モチベーションが不要になります。
「仕事が嫌いだ!」「会社に行きたくない!」という人は世の中にたくさんいますが、それでも毎日同じ時間に会社に通勤できているのは、いい意味で強制力が働いているからです。
習慣になっているので、気づかない人が多いと思いますが、それはモチベーションが不要になっている状態なんです。
外的動機を使うことができれば、短期的にモチベーションは不要になりますが、モチベーションを維持することには向いていません。
強制力をかけすぎると、ただのストレスになることもあるので、ご注意を。
モチベーション【維持】と【不要】を同時に発動させるには?
一言でいうと、超パワフルな内的動機付けがされた時、モチベーションが不要になります。
そして、内的動機はモチベーションを維持することもできるのでオススメです。
あなたにも「誰にも理解されないけど、私はこれが好きなんだ!」みたいなものが1つぐらいはないですか?
たとえば、ボクは昔から洋服が好きなので、今ファッションやコーディネイトに関する仕事もしています。その仕事をしている時はモチベーションのことを考えない気がします。
もちろん、中にはめんどくさいことややりたくない作業があるので、100%常に高いモチベーションか?と言われたら答えはNOですが、限りなくストレスフリーです。
メチャクチャ偏っていてもいいので、「これが好きなんじゃい!!」というものを軸に人生や仕事を考えると楽しく過ごせるんじゃないかなと思います。
モチベーションを維持するためのオススメの本
モチベーション・やる気に関する本は山のようにありますが、数十冊読んで、今の時代やモチベーションを維持することや内的動機付けのことを考えるとこの1冊がスゴくオススメです。
モチベーション革命|稼ぐために働きたくない世代の解体書
YouTuberのヒカキンさんも推薦している本で、今の時代にあったモチベーションの指南書だと思います。
「やる気が起きない」「やる気を起こさせることができない」日々、自分なりに頑張ってはいるけれど、いまいち頑張る意味が見えてこない…。
そんなモチベーション迷子になっている人のための本です。
高度経済成長を生きた「何もなかった世代」と生まれた時からインターネットやスマホがある不自由ない「すでにある世代」に分けて話がされています。
「すでにある世代」を「乾けない世代」と表現しているのですが、現代を生きている若者は昔の人と違ってモチベーションの起点が全く違います。
それを知らないでムリヤリ頑張ってしまうと最悪心が壊れてしまうと思います(苦笑)
モチベーション迷子になっているのなら、ぜひ読んでみてください。
モチベーションを長期的に維持するための3ステップ
では、長くなったので具体的になにをしたらモチベーションが維持できるのか?をステップごとにまとめますね。
- ステップ1:内的動機付けができる目標を1つだけ立てる
- ステップ2:モチベーションを維持するための9つコツを1〜9までメモととりながら順番にやる
- ステップ3:マスタリー目標(自分のスキル向上を重視する目標)で行動する
【まとめ】自分オリジナルのモチベーション維持法を作ろう!
ここで話した内容は主に心理学なので、読んだ人全員に100%の効果があるわけではありません。
モチベーションを維持できる目標は人によっても違うし、年代によっても変わってきます。
一昔前なら
- 仕事をバリバリやって出世したい
- もっと稼ぎたい
- カッコイイ車に乗りたい
- 大きな家が欲しい
っていうモチベーションだったのかもしれませんが、今は
- 家に帰って家族と過ごしたい
- 気を許せる友人たちと楽しく過ごしたい
- 趣味の時間を充実させたい
- 仕事が絶対ではなく、仕事と並列に自分の時間も大切にしたい
という人も増えてきていると思います。
このページで話したことを基本にしつつ、自分なりにモチベーションを維持する方法を見つけていくのがいいと思います。
ちなみにボクは「尊敬できる人に認められたい」という気持ちが強いので、そういうモチベーションをもって仕事をしたり、人間関係を作っています。
この記事が1ミリでもあなたの役にたつと嬉しいです。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。