どうも、MERISE編集長のJUNこと小林です。
自分に自信が持てない。
もっと自分に自信を持ちたい!
と思っている人は多いのではないでしょうか?
- 失敗するんじゃないかと思ってしまい、チャレンジに前向きになれない。
- ホントは言いたいことがあるのに、人の目が気になって自分の意見をうまく主張できない。
- そんな自分自身にイライラする。
こういうストレスって解消したいですよね。
そのために必要なのは、自信のない人を潜在意識的に苦しめている『思い込み』を外すことです。
少し視点を変えるだけで、『今すぐ自信を持つこと』も可能です。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
目次
完璧主義
まず、自分に自信がない人は完璧主義な人が多いです。
完璧な人間はいません。
「そんなことは言われなくても分かっている」
「だけど、いざ自分のこととなると完ぺきを目指したくなってしまうんだ」
という人も少なくないと思います。
僕もどちらかと言うと完璧主義なので、その気持ちはスゴく分かりますが、目標達成やモチベーションのことを考えると完璧主義は害しかありません。
100%を目指すと、どうしても行動が鈍ります。
100%を目指すと、どうしても失敗が怖くなります。
少しでもミスをしたら、99%になってしまいますもんね。
完璧主義の1番のデメリットは成功体験が得られずらいことなんです。
「じゃあ、どうしたらいいの?」という話になるのですが・・・。
今すぐできる!優先順位をつけて仕事を効率的に処理する5つ手順でも話しましたが、完璧主義を脱するポイントは『70%の達成率をハイスピードで目指すこと』です。
そもそも100%を毎回達成しようとするのって、現実的ではないわけです。
完璧主義の人は心のどこかで「ミスはダメだ」「すべて完ぺきに実行しなければならない」と思っているので、行動に自信が持てません。
そりゃそうです。
毎回100%なんて無理です(苦笑)
無理なことをやろうとしている時は誰だって自分に自信がもてないですよ。
なので、どんな行動でも『70%の達成率をハイスピードで目指すこと』を目標にしてみてください。
「70%でいいんだ」と思えるだけで、自信が持てて行動しやすくなるはずです。
小さな問題にこだわりすぎる
自分に自信がない人は小さな問題にこだわりすぎることが多いです。
僕がいま勤めているのはWeb関連の会社なのですが、社長を見ていると小さなことにはこだわっていない感じが伝わってきます。
たとえば、社長とSkypeで会議をする時に
「僕としてはここのデザインはもっとこだわった方がいいと思うんですが、どうですか?」みたいな感じで話をすると
「いや、オレはそこあんまり気にならないな」
「それよりもフォントの大きさもっと揃えよう。読みづらいから」
みたいな会話になったりします。
この話はほんの一部ですが、いい意味で「小さな問題にこだわりすぎない」感覚を社長からは感じるんですね。
でも、もちろんこだわりが無いわけではありません。
何にこだわっているかというと、「相手にどうやったらうまく伝わるか?」を考えているのです。
自信がある人の多くは、自分ではなく相手に視点が向いています。
僕も昔に比べたらかなり自分を信じることができていますが、その根源にあるのも「相手のことを考える時間が増えたから」だと思います。
こうして文章を書く仕事は、伝える相手のことを常に考えることがメチャクチャ大事です。
逆に考えると分かりやすいと思いますが、自分のことばかり気にしている人ってなんだか自信がなさそうに見えませんか?
小さな問題にこだわりすぎる人っていうのは、視野が狭く自分を俯瞰して見れないことが多いので、自分に自信がもてないんです。
たとえば、アイマスクをしてダッシュするのって怖いですよね。
そんな状況は、まぁないですが(苦笑)イメージとしてはそんな感じです。
視野が狭く、目の前の小さな問題ににこだわりすぎる人はそう思い込んでいることがほとんどです。
低いセルフイメージ
低いセルフイメージは自信を無くす原因になります。
「セルフイメージってなんじゃい?」という人のために簡単に説明すると以下のようになります。
セルフイメージとは潜在意識が”自分はこのような人間だと思い込んでいる自己像”
自分に自信がない人は、無意識に自分を否定する習慣をもっていることが多いです。
- 「なんでオレはこんなにできないんだろう」
- 「才能がないんじゃないだろうか」
- 「自分の立てた目標もすぐに諦めて、三日坊主になってしまう…オレはやっぱり自己管理が苦手だ」
などなど。
言い始めたらキリがないですが、頭の中で自己否定をするクセがついているとどんどんセルフイメージが下がっていきます。
自分はダメだと思い込みすぎると呪いのようにネガティブな言葉に拘束されてどんどん自信が下がってしまうんですね。
おそらく、これも完璧主義の弊害です。
ちょっと失敗したら凹む人ってたいてい完璧主義者ですから。
でも、大丈夫。
全く心配しなくてOKです。
うまくいっていない時は「調子が悪いだけ」です。
プロスポーツ選手だって、スランプがあるわけですから。
僕らのような一般市民にだって同じようにスランプがあります。
もしスランプが長く続くようなら、それは何かやり方を間違えているだけだと思うので、方法を変えれば万事解決です。
そもそも、僕らはこの世に生まれてきた時点でかなり厳選されているんです。
あなたに淘汰された精子がどれだけいることか(笑)
人間は一回の射精で1億~4億個の精子を出すことができるらしいので、最大で『4億分の1の確率』でこの世に生を受けたことになります。
ジャンボ宝くじ1等の当選確率が1/10,000,000(1000万分の1)ですから。
その40倍の激戦を制して生まれてきている時点でメチャクチャ選ばれた人間だということを覚えておいてください。
自分の価値は低いと思っているかもれませんが、キレイゴトではなく、あなたは存在自体が奇跡ってことです。
高すぎるセルフイメージ
低いセルフイメージも問題なのですが、逆に高すぎるセルフイメージをもってしまうのも、自信がへし折れる原因になります。
潜在的な自分へのイメージが「できるやつ」だと思っていると、実際にできない自分と比べてしまって「オレはなんてダメな人間なんだ…」と自信がなくなってしまいます。
「できる」と思っているのはただの思い込みなので、過大評価しすぎないように注意が必要です。
正しいセルフイメージを持つためには、現実を冷静に見つめることが大切です。
「自分を俯瞰して見る」機会を増やすとセルフイメージは最適化されます。
たとえば、最近僕は自分の声を録音したり、しゃべっている姿を録画してみる機会が増えました。
録音・録画した後って「あー、なんだか自分の声や姿を見るのってやだな」って思うのですが、実際に見てみると・・・やっぱり凹みます(苦笑)
自分の想像している声じゃなかったり、変な立ち振舞にゲンナリするのですが、逆に自分が思っているほど変に見えていないことにも気づきます。
僕が自分の映像を見て思ったのは、「あれ?緊張して全然しゃべれてないと思っていたけど、想像していたほど緊張は声に出てないな」ってことです。
『セルフイメージとは潜在意識が”自分はこのような人間だと思い込んでいる自己像”』だと言いましたが、「思い込んでいる」だけで現実は良くも悪くも自分の想像とズレています。
自分の声や喋り方を録音して聞き慣れるだけでもセルフイメージのズレは少なくなりますよ。(録画ができたら最高です)
それによって、高すぎず低すぎない正しいセルフイメージを持つことができます。
他人の評価に過剰反応
自信がない人は、他人の評価に過剰反応しがちです。
冷静に考えると当たり前なのですが、他人と違う意見や考えをもつことの方が普通ですよね。
「いやいや、んなことは分かってる。でもやっぱり人の目とか評価って気になるでしょ?」
分かります。
僕も同じです。
人の評価は気になります。
でも、自信がない人が本当に気になっているのは「他人と違う意見をもつことは、相手を批判していることになるんじゃないか」という潜在的な心配です。
自分の提案したことへの評価が気になるというよりは、相手の機嫌が気になっているんです。
でも、相手は全くそんなこと気にしていません。
自信のある人は“特に”そんな小さなことは気にしないのです。
他人の評価に過剰反応する人は「自分が気にしていることは、相手も同じように気にしているだろう」と思い込んでいるだけです。
逆に考えてみてください。
もしこの記事をここまで読んでくれているのなら、それは「何か自分の役に立つ情報があるかもしれない」と少なからず思ってくれているからだと思います。
【何か役に立つ情報=今のあなたには無い考え方】ですよね。
つまり、人と違うってことは価値が高いんです。
他人の評価を気にするのではなく、他人の意見に迎合するのではなく、自分に嘘をついていないかどうかを気にする習慣を付けることで自信は回復していきます。
自分に嘘をつく習慣ができていたら、自分を信じることなんてできないじゃないですか。
他人と比べずにはいられない
自信がない人は他人と自分を比較したくて仕方ない人が多いです。
人間は他人と比較しないと、自分のポディションがわかりません。
それは仕方ないことなんですが、常に他人と比べていると自信喪失に拍車がかかってしまうんです。
たとえば、僕はここ2〜3ヶ月筋トレをする習慣がついてきたのですが、ジムに行くとそこには鬼マッチョがたくさんいます。
自分の限界の2倍の重さのベンチプレスヒョイヒョイ挙げる人を見ると「オレはまだまだだな・・・」と感じます。
でも、そこで「よし、オレも今挙げられる2倍の重さでベンチプレスしよう!」と思っても物理的に無理なんですよ(苦笑)
筋トレだとウエイトが目に見えるので「そりゃ無理でしょ」と普通に思えるのですが、これが「自信」となると途端に目に見えなくなるので「他人ができていることを自分もできないとダメなんじゃないか」と考えてしまいがちになります。
他人の能力は、その人が長年かけて身につけてきたことである場合が多いです。
いきなり自分にトレースすることはできません。
近しい人が自分のほしい現実を持っていると、距離が近いだけに簡単に手に入れられそうと思い込んでしまう傾向が強いです。
ほしい!
↓
簡単に手に入れられそう
↓
でも、実際は無理
↓
自信喪失
という流れです。
なので、オススメは『昨日の自分よりもどれだけ成長しているか?』を尺度にすることです。
一般人なのに、一流アスリートみたいなことを言っていますが(笑)筋トレにおきかえるとすんなり理解できませんか?
自分の限界の2倍のベンチプレスはできないですもん、絶対に。
他人と比べるっていうのは、筋トレ初心者が「なんでオレはベンチプレス100キロ挙げられないんだ!」って嘆いているのと同じことです。
だから、他人と自分を比べるのではなく、昨日の自分と比べた方が圧倒的にラクだし、自信をもつサイクルに入ることができますよ。
失敗への過度な恐れ
自信がない人は失敗への恐怖が普通の人よりも大きいです。
失敗はボクも怖いです。
それはみんな同じ。
新しいことにチャレンジすることは誰だって怖いと感じます。
たとえば、「こんど人前で話す機会がある。メチャクチャ緊張してしまって、自分にはうまくできる自信がない・・・」って思っている人がいたとしましょう。
でも、よく考えてみてください。
経験が豊富じゃないんだから、緊張して当たり前だし、「うまくできないかもしれない」と思って当たり前です。
さっきもチラッと話しましたが、自分に自信がない人は意識の矢印が常に自分に向いています。
「人前でしゃべることに緊張してしまう…」
こういう時考えるべきは、自分が恥をかかない方法ではなく、「相手にうまく伝える方法」です。
たとえば、ボクは先月人生で初めて人前でちゃんとしたセミナーをやったのですが、その時考えていたのは「どうやったら相手にうまく伝わって、行動してくれるだろうか?」でした。
で、逆に「どうやったら緊張しないだろうか?」って考えると途端に視野が狭くなって、緊張してくるんですよね。
何かにチャレンジする時は誰か(自分自身も含む)への価値提供になっている場合が多いはずです。
自分に自信が持てなくて、失敗を恐れてしまう人はいつも自分のことで頭が一杯。
失敗への過度な恐れを無くすためには、「どうやったら、価値がうまく伝わるだろうか?」を考えると自分に自信が持てるようになります。
ここまでが7つの思い込みです。
「自信がない人の謙虚」と「自信がある人の謙虚」の違い
さて、少し角度を変えて、自信と謙虚の関係を考えてみます。
ボクの思う「自信がない人の謙虚」と「自信がある人の謙虚」の違いは、「自分を守るための姿勢」か「他人から学ぶための姿勢」かです。
謙虚の意味は、『自分を偉いものと思わず、素直に他に学ぶ気持ちがあること。』なのですが、自信がある人ほど、自分と他人の考えは違うってことを自然と理解しています。
だから、自分と違う意見や考え方に触れると「学ぼう」と思えるんです。
でも、自信のない人の謙虚は「自分を守るため」だったりすることが多いんです。
自信がない人の謙虚は「自分の価値を下げておけば相手の機嫌をそこねることはない」という感覚が強いです。
自信がある人のそれとは全く違いますよね。
自信を育てる1番簡単な方法
じゃあ、具体的にどうやったら自信を持つことができるのかというと、1番簡単なのは『自分を客観的に見れるようにトレーニングをすること』です。
斜め上から「もう一人の自分が自分を見てるような感覚」になれるようにトレーニングすることで自分に自信をもつことができます。
客観視ができるようになると、自分をコントロールできるようになるので、自分の行動に自信が持てるようになるんです。
イチローや松井秀喜は客観視する時に以下のように考えるそうです。
自分にコントロールできることと、できないことをまず分ける。
そして、コントロールできないことに関心を持たないこと。
たとえば、あなたの親友に「オレ今不倫してるんだよね。相手の女性にも結構本気になってきちゃってさ。どうしたらいいかな?」
って聞かれたらなんて答えますか?
・・・
ほとんどの人は「やめとけ」というはずです。
じゃあ、ちょっと角度を変えて「自分に自信を持てない親友」がいたらなんて声をかけてあげるのが理想的でしょうか?
「細かいこと気にしすぎなんじゃないか?」
「もっと適当でいいんだよ」
「オレから見るとそんな自信がないようには見えないけどな」
などなど。
他人からの視点で見るとこういうことが簡単に言えるし、思えると思います。
自信がない人は「自分の心との距離が近すぎる」のです。
だから、盲目的になってしまって、目の前のことしか見えなくなって自信が持てなくなるんですね。
すぐに自信をもつことは不可能かもしれませんが、自分を客観的に見る習慣をつけることで自信やセルフイメージは最適化されていきます。
自分に自信がない人を束縛する7つの思い込み|まとめ
自分に自信が持てない人は『思い込み』に束縛されているだけです。
その縛りを少しづつ解いてあげるだけで、自信が輝きを取り戻すはずです。
今は自分に自信がもてないかもしれませんが、あなたの自信はダイヤモンドが少し曇っているだけの状態です。
少し磨きをかけることで凄まじい光を放つはずですので、ぜひ7つの思い込みを外して、自分を客観視できるようにトレーニングしてみてください。
では、また。