【極悪】あなたのやる気を密かに奪う『決断疲れ』を回避する7つの対策

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どうも、MERISE編集長のJUNこと小林です。

原因不明のやる気のなさ、モチベーションの急降下に悩んでいませんか?

もしかしたらそれは『決断疲れ』のせいかもしれません。

決断疲れは意思の力を下げ、やる気を奪い、モチベーションも下げます。

もっというと、決断疲れによって間違った選択をしてしまうこともしばしば…。

非常にタチの悪い決断疲れを回避するためには、目標達成までの道のり、やるべきタスク、そして暮らし方などをシンプルにすることが大切です。

この記事では決断疲れを回避・回復させるための7つの方法について書いていきます。

 

決断疲れとは

決断疲れとは『意思決定を長時間繰り返した後、個人の決定の質が低下する現象』のことです。

「人は一日に9000回の決断をしている」と言われています。

「そんなにしてないっしょ」と思うかもしれませんが、それは意識できていない決断がたくさんあるからです。

  • 「ダイエットをしよう」
  • 「この商品を買おう」
  • 「◯◯に旅行に行こう」

etc…

これらは大きな決断であり、意識できている決断です。

一方で・・・

  • 「コンビニで買い物をしている時」
  • 「パソコンで検索している時」
  • 「スマホでSNSを見ている時」

etc…

こういう時も無意識で何かを考え決断しているんですね。

人はモノや情報に触れている時、必ず大なり小なり決断をしています。

そして、決断の回数が増えるたびに精神が疲れていき、決定の精度が下がっていきます。

体をあまり動かしていないのに仕事をした後疲れているのは『決断疲れ』のせいです。

 

決断疲れしてしまう原因と心理学

原因はさまざまですが、無駄な決断や難しい決定をたくさんしていると、どんどん意思の力は奪われていき決断疲れしていきます。

たとえば、裁判官は、午前中に比べると午後の方が好意的な判決が少なくなることが明らかになっています。

これは判決を出す回数が増えるごとに、決断疲れが溜まっていき判断力が鈍ってくるのが原因です。

「仮釈放するかしないか?」という判決があった場合、午後になればなるほど、頭が疲れてきて「犯罪を犯したのだから、今すぐ仮釈放しなくてもいいだろう」という結論にいたります。

「犯罪を犯したのだから、今すぐ仮釈放しなくてもいいだろう」←これって全然つじつまが合っていないのですが、決断疲れしてくると思考停止状態になるので誤解を恐れずにハッキリ言ってしまうと、「判決を下すのがめんどくさくなる」のです。

「白黒ハッキリさせるのがめんどくさいから、今のままでいいよ。」という決断を下すってことです。

 

もっと、日常的な例でいうとネットで何か買い物や契約をする時って必ず契約書がありますよね。

あれって大体の場合、細かい字でビッシリ書かれていることが多いと思います。

で、ほとんどの人がめんどくさくて読まないです。

なぜ読まないのか?

めんどくさくて読まないのは、無意識に決断疲れを避けようとしているからです。

本来は絶対に読んだ方がいいはずです。

だって、あなたにとって不利な契約事項が書かれている可能性だってあるわけですから。

それでも、読まないのは契約内容の確認よりも決断疲れを避ける方が優先されているからですね。

例えば、当ブログ『MERISE』の記事がこんな小さな文字でビッシリ細かく書いてあったら誰も読んでくれないと思います(苦笑)このフォントサイズは「視力検査か!」と思わず突っ込みたくなる大きさ。編集画面ではこの3分の1ぐらいに見えているので、書く方も文字が小さすぎて書きづらいです(苦笑)こんな感じで「改行もない」「内容も小難しい」となってくると更に読む人は減ります。この文章はいきなり小さな文字で書いてあるから逆に注目してしまうかもしれませんが、契約書とかってずーっとこの調子で文字が続きますよね。難しい漢字もたくさん。専門用語もたくさん。ライティングを仕事にしているボクからすると「読まれたくないことが書いてあるんじゃないか?」と思うほど複雑になっている気がします。あ、小さい字なのに最後まで読んでくれましたね。ありがとうございます。でも、小さくてビッシリ並んでいる文字を読むのって疲れますよね。これも決断疲れの原因の1つです。では、これ以上続くと本当に続きを読んでもらえなくなりそうなので、文字の大きさを元に戻します。

さて!

おつかれさまです(笑)

こんな感じでボクらは無意識のうちに毎日複雑な決断をしているので、脳が疲れているんです。

たくさんの情報に触れると決断疲れを起こしやすくなるのです。

決断疲れしやすい大きな原因は増えすぎた情報とスマホの存在です。

1年で生み出される世界のデータ量

2000年 64億ギガバイト

2013年 4.4兆ギガバイト

米 調査会社IDC調べ

↑このように世の中にある情報は爆発的な勢いで増えています。

SNSも情報の山ですよね。

SNSとかって、なにも考えずにぼんやり見ているだけに感じるかもしれませんが、脳は処理するために常に動いているので少しづつ疲れていきます。

だから、本当に自分の達成したい目標に向かうためのエネルギーが足りなくなるんです。

あなたの意思が弱いとかではありません。

そもそも疲れているからパワーが出ないだけです。

 

そもそものパワーが足りない。

目標達成のためにやるべきことが複雑すぎるとそのためのエネルギーが使えない。

モチベーションが下がって行動できない。

このルーティンです。

 

決断疲れを回避&回復させるための7つの方法

じゃあ、どうやったら決断疲れを回避して、回復させることができるのか?その方法を7つ紹介します。

iPhoneの生みの親、故スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのは知っていますか?

これはクリエイティブなことに脳のメモリを使うためだと言われています。

おそらく、決断疲れを最小限に抑えるための工夫です。

こんな感じで決断疲れを回避する方法は他にもたくさんあります。

1つずつ見ていきましょう!

 

メモを書いて一旦忘れる

仕事や日常生活では【今すぐできないけど、やらければならないこと】ってたくさんありますよね。

「記憶にとどめておく」という行為は決断疲れをさせる1つの原因になるので、覚えておかなければならないことは一旦メモをとって忘れるのがオススメです。

「やらなければならないこと」を1つ1つ覚えておくのではなく、「やることメモ」を作っておくことで「メモ帳さえ開けばOK」という状態を作ることで決断疲れを回避することができます。

イメージとしてはスマホの画面に大量のアプリがバラバラに並んでいるのが決断疲れしやすい状態と言えます。

「スマホに入れたアプリどこにいったかな?」って探した経験はありますよね。

「迷って、考えて、探す」という行為は決断疲れします。

それが頭の中で起こっているので、すぐに脳が疲れてしまいます。

頭の中を整理するためにも1つのメモにまとめることで脳のメモリの無駄遣いを最小限にとどめておきましょう。

 

行動と思考を分ける

行動と思考を同時にやるのも決断疲れの原因です。

たとえば、「買うものを決めてから、買い物に行く」ということをするだけでも、決断疲れはかなり軽減できますよ。

「買い物をしながら夕飯のメニューを決める」というのは思考と行動が同時になっているので、「めんどくさっ」と感じることが増えます。

これはダイエットや筋トレも同じです。

トレーニングメニューを先に決めておく(思考)→トレーニングをする(行動)

こうやって思考と行動を分けるだけで意思の力は高まって目標が達成できる確率はググッと高まります。

 

決断のルールを作っておく

ジョブズがしていた「同じ服を毎日着る」というのはまさに決断のルールです。

何かを決断する回数を減らすことで決断疲れを回避することができるのです。

「毎日全身同じ服を着る」っていうのは現実的ではないと思うので、「今週はずっとこのパンツを履く」みたいに1つアイテムを絞っておくだけでも、決断疲れはかなり減るはずです。

 

重要なことを先に決断する

朝活が流行って久しいですが、朝は脳ミソがリセットさせて一日で1番フレッシュな状態なので、重要な決断や複雑な作業などは午前中にすることをオススメします。

たとえば、ボクの場合でいうと、この記事を書き始めた時間が朝の7時。

ライティングのようなクリエイティブな作業を午後にしてしまうと、いい文章が浮かばないことが多いので脳ミソを酷使する作業は午前中にやるようにしています。

 

後で判断する機会を減らす

今判断できることはサッサと判断してしまうことで決断疲れを回避することができます。

これはさっき話した『一旦メモを書いて忘れる』と逆の行為ですね。

決断しようとする

今できないから後で考えることにする

また同じ決断をしようとする

つまり、後で判断する機会が増えると2倍決断疲れします。

同じことを2回以上考えることになるので、脳が一気に疲れてしまうんですね。

時間ももったいないですしね。

なので、できる限り判断しないといけない場面にきたら、その場で判断するのがメモリの無駄遣いにならずに済みます。

 

モノを選ぶ選択肢を減らす

モノを選ぶ選択肢を減らすことで決断疲れを回避することができます。

『断捨離』って流行りましたよね。

最近だと『ミニマリスト』って言葉もあります。

こういう人たちが増えているのは昔よりも決断疲れさせる情報が何百倍も増えているからだと思います。

普通に生活しているだけで、昔よりも精神的に疲れるんですよ、現代は。

だから、自分の生活をシンプルにして大切な決断を正確にしようとする人が増えたんでしょうね。

これも目に見えないことですが、モノにはたくさんの情報が含まれています。

部屋が散らかっていると集中できないですよね。

あれは集中力がモノに奪われているんです。

【関連】人に教えたくない!勉強の集中力を20秒でアップさせる4つのルーティン

スタイリストやパーソナルトレーナーが商売として成り立つのは、決断疲れを無くすためという側面もあると思います。

今すぐできる脳を疲れさせない対策は・・・まず部屋や自分の仕事デスクをキレイにしましょう(笑)

 

こまめな休憩

最後に大切なのは「こまめな休憩」です。

疲れさせない対策は色々ありますが、やっぱり休息は大切です。

職場でも仮眠を取るところが増えてきましたよね。

あれは午前中の決断疲れをリセットさせる効果を狙ってのことだと思います。

仮眠も効果絶大ですが、やっぱり夜の睡眠が大切です。

個人的にすぐにできる快眠方法は「寝る前のスマホを辞めること」。

最近スマホをいじって寝るパターンとスマホを見ずに寝るパターンを試しているのですが、明らかに睡眠の質が違います。

眠りが一気に深くなるので、寝る前にSNSをチェックしたいかもしれませんが、そこはグッとこらえてそのまま一度寝てみてください。

超快眠できますよ。

 

【極悪】やる気を奪う”決断疲れ”を回避する7つの方法|まとめ

決断疲れは無意識のうちに起こるので、なかなか気づきにくいです。

あなたが達成したい目標に近づけないのは『決断疲れ』がジャマをしているからかもしれません。

  1. メモを書いて一旦忘れる
  2. 行動と思考を分ける
  3. 決断のルールを作っておく
  4. 重要な決断を先にする
  5. 後で判断する機会を減らす
  6. モノを選ぶ選択肢を減らす
  7. こまめな休憩

 

この7つぜひ試してみてください。

では、また。

それでも目標達成できない場合はMERISE的目標達成術をお試しください。

 

 

PS|ちなみに、衝動買いも決断疲れのせい

ちなみに、衝動買いも決断疲れのせいだと言われています。

レジの横に並んでいるガムとかチョコってなんとなく手にとってカゴに入れてしまいますよね。

一通り買い物で悩んだ脳ミソはかなり決断疲れをしているので、安くてすぐに買えるものが近くにあるとついつい買ってしまうんです。

頭が疲れた状態で大きな買い物をする時はご注意を。

 

 

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