どうも、MERISE編集部のTOMOこと雪田です。
- 最近なんだか人間関係に疲れた
- 長期的に良い人間関係を作りたい
人間関係に疲れる理由は様々だと思いますが、多くの人は仕事の人間関係に疲れるケースがほとんどです。
もちろん仕事の人間関係は大事ですが、仕事の為だけの人間関係は逆にあなたのメンタルを崩壊することになりかねません。
まず、大切なのは人間関係とは良いものです。
良い人間関係というのは常に前向きな思考にさせてくれるのでモチベーションがアップし日常生活の生産性が爆発的に向上します。
「良い人間関係を作ろうと頑張れば頑張るほど、逆に疲れを感じてしまう・・・」
そんな人が陥りやすい罠を紹介していきます。
- 人間関係に疲れる原因とは?
- 人間関係に疲れる理由とは?
- 人間関係に疲れないためのちょっとしたアドバイス
今回はサクッと読める内容にまとめたのでスグに読み終えることができます。
人間関係に疲れる原因は本当に仕事?
疲れる人間関係と疲れない人間関係の違いとはなんでしょう?
僕たちはプライベートの場合には好きな人とだけ付き合っていけばいいので面倒なことはありませんが、仕事の人間関係になると付き合いたくない人であっても付き合わなければいけないと思いがちです。
ところが、実際に人間関係で疲れるかどうかということは誰と付き合うかということではありません。
付き合う相手によって面倒くささが変わるのではなく、相手と付き合うときに一番最初にどのようなことを自分たちが考えて付き合ったのかという事によって人間関係から受けるダメージが決まってくる、ということがわかる興味深い研究があるので紹介していきます。
トロント大学が行なった研究で、306人のビジネスマンを対象に人脈を作ったり他人とネットワーキング の場面を想定してもらい2つのパターンに分けて行なった実験で、
- 仕事として相手との人間関係を作ろうとした場合
- ただ友達を作ろうと思い人間関係を作ろうとした場合
仕事として相手と人間関係を作ることを想像した人たちは、想像しただけで無意識のうちにモラル感が低下していました。
どういうことかというと、
”この人とは仕事だけの関係”と割り切ってしまうと長期的に良い人間関係は作れないってこと。
しかもそれを脳でイメージするだけでもダメだってことなんです。
罪悪感に苛まれたりズルをしやすくなったりして、結果的に人間関係において損をしやすくなる。
新しい人間関係を作ったり関係を広げたり深めたいと思っていても、このように下心から入る人間関係はうまくいかず、だんだん臆病になってしまう傾向にあります。
酷いケースだと普段遊びに行ったり気の許せる友達がいない人が営業職になったりすると、仕事に繋げようとする人間関係ばかり増えていった挙句、人間関係に疲れ果ててしまい鬱になったり引きこもってしまったりと、結果自分のメンタルも病むし人間関係も崩壊してしまいます。
人間関係に疲れる理由【先にメリットを求める=罠】
このことから何が言えるのかというと、仕事の人間関係であっても最初は友達になろうと思ってまずは人間関係を作ることが大切です。
あなたの今仲良くしている友達の中にも、最初出会った時のイメージは最悪だったという人もいると思います。
最初のイメージは最悪だったけど、いつの間にか仲良くなっていたという友達もいるのではないでしょうか。
まずは普通に友達になれるかどうかを考えて付き合ってみることがいいのではないかということがさっきの研究が示唆しています。
それで今回伝えたかった結論なんですが、
人間関係で疲れる理由はメリットを先に考えて相手とコミュニケーションを取ってしまうことです。
もちろん相手と関わる際にメリットがあるってかなり重要ですが、それを先に求めてしまうと後々の人間関係に疲れが生じてきます。
先に相手に対してメリットを求めないということが今回の鍵になります。
人間関係で疲れないために
あなたが人間関係で疲れてしまうのは、先にメリットを求めて人間関係を作ろうとしすぎていたからかもしれません。
この問題を解決するための提案ですが、たとえ仕事のための人間関係や人脈作りであっても、仕事以外の部分でお互いに助けたり助けられたりする関係を考えるだけで、人間関係で得ることができるメリットを引き出すことができるのではないかということ。
仕事の為だけに人間関係を作ろうとするのは、長期的にみると損ばかりなのでやめたほうがいいということでした。
単なる仕事だけの関係ではなくて、友達としても付き合えるしビジネスも一緒にできるというような一歩踏み込んだ関係を作るのがいいのだと思います。
例えば、釣りバカ日誌の2人みたいな仲は理想的です。
会社では平社員と社長という立場だけれど、一歩外に出るとプライベートは釣り仲間みたいな関係。
仕事は仕事、プライベートはプライベート
この関係性は是非参考にしてみる価値アリです。
今回の記事はこれで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。